この記事では、「初雪」と「初冠雪」の違いを分かりやすく説明していきます。
「初雪」とは?
「初雪」の意味と概要について紹介します。
意味
「初雪」は「はつゆき」と読み、気象庁により「10月~3月までの寒い時期に、初めて降る雪のこと」と定められています。
気象庁の観測所が判定します。
概要
「初雪」にはみぞれも含まれ、どの地域であっても、少しでも降った時点で発表されます。
気象庁の観測所は全国にあり、地域により初雪の時期は大きく変わって来ます。
北海道など北の地域は10月の終わり、九州など西の方は1月となることもあるのです。
「初冠雪」とは?
「初冠雪」の意味と概要について紹介します。
意味
「初冠雪」は「はつかんせつ」と読み、気象庁により「10月~3月の寒い時期に、山頂に雪が積もっているのが最寄の気象台から初めて見えること」と定められています。
概要
「冠雪」とは、「山の頂上に雪が積もり、まるで冠の様に見えること」という意味です。
「山の頂上」に限定されていて、山のふもとにある観測所により確認されて認められるのです。
山頂は常に気温が低いので、寒くなると平野部よりも雪が降り易くなります。
その為に、高い山では9月頃に「初冠雪」が観測されることもあるのです。
「初雪」と「初冠雪」の違い!
「初雪」は、「気象庁により初めて雪・みぞれが降ったと観測されること」です。
「初冠雪」は、「気象庁により、山の頂上に雪が積もっていると観測されること」です。
まとめ
「初雪」と「初冠雪」は、雪が降る場所が違います。
天気予報を見ていると耳にする言葉ですので、覚えておきましょう。