この記事では、「ラベンダー」と「紫」の違いを分かりやすく説明していきます。
「ラベンダー」とは?
「ラベンダー」は“lavender”と英語表記します。
「ラベンダー」は、「シソ科の小低木のこと」という意味があります。
高さは60cmほどあり、茎に白い毛を密生します。
初夏になると、薄紫色の花が咲きます。
芳香が印象的で、「ラベンダー」の花からとったラベンダー油が、古くから香料に用いられています。
現在も、芳香剤として「ラベンダー」の香りは人気があります。
「紫」とは?
「紫」は「」と読みます。
「紫」は、「ムラサキ科の多年草のこと」という意味があります。
山地に生え、高さは30㎝から60㎝あります。
根は太くて、紫色をしています。
全体に毛が密生していて、葉は披針形で互生していて、初夏に白い花が咲きます。
「紫」の根は古くから染料に使用され、また漢方として、皮膚病や火傷の治療に使われてきました。
また「紫」には「紫色」の略語という意味もあります。
「ラベンダー」と「紫」の違い
「ラベンダー」と「紫」の違いを、分かりやすく解説します。
「ラベンダー」は、「シソ科の小低木のこと」という意味があります。
一方で「紫」は、「ムラサキ科の多年草のこと」という意味があります。
このように、2つの言葉は、それぞれシソ科とムラサキ科の植物を意味しているという違いがあります。
また「ラベンダー」は、花が紫色なのに対して、「紫」は、根が紫色という違いがあります。
「ラベンダー」の例文
・ 『ラベンダーの芳香剤を、トイレに置く』
・ 『かつてラベンダーは、お風呂の入浴用香水だった』
「紫」の例文
・ 『紫の根から、古代紫色が作られた』
・ 『紫の白い花が、美しく咲き乱れる』
まとめ
「ラベンダー」と「紫」の違いについて見てきました。
2つの言葉には明確な意味の違いがありました。
2つの言葉が意味する植物について知ることで、2つの言葉を混同せずに済むのではないでしょうか。