「フィレ」と「ヒレ」は双方共に食べ物に関する言葉ですが、それぞれ意味の違いはあるのでしょうか。
この記事では、「フィレ」と「ヒレ」の違いを分かりやすく説明していきます。
「フィレ」とは?
「フィレ」はフランス語の“filet”が語源となったカタカナ語で、「牛肉や豚肉の部位の一種」を意味します。
具体的には、「牛や豚などの背骨内側に左右1本ずつある細長い肉」のことを指します。
また、「魚の切り身」という意味で使われる場合もあります。
「ヒレ」とは?
「ヒレ」はフランス語の“filet”が由来となった言葉で、「牛や豚などの背骨内側の左右に存在する細長い肉」を意味します。
ほとんど脂肪が含まれておらず柔らかいことから最上の部位として有名です。
「フィレ」と呼ばれることもあり、関西では「ヘレ」と呼ばれています。
「フィレ」と「ヒレ」の違い
「フィレ」も「ヒレ」も「牛や豚などの背骨内側の左右にある細長い肉」という意味があり、呼び方は異なりますが両者同じ意味で使われている言葉です。
「フィレ肉」や「ヒレ肉」などと呼ばれることもあります。
語源はフランス語の“filet”で、英語では“fillet”もしくは“tender loin”と呼ばれます。
「フィレ」及び「ヒレ」は脂肪分がほとんど含まれず、肉質が柔らかできめ細かいことから「最高級の部位」と評されています。
牛肉の場合は「ステーキ」に使われることが多いほか、大きくカットして「ワイン煮込み」などに使われる場合もあります。
豚肉の場合は「トンカツ」に使用されることが多いものの、「ステーキ」や「ポークチャップ」といったメニューに用いられることもあります。
なお、「フィレ」の場合は「魚の切り身」という意味もあり、主に「頭部やエラ、内臓を除いて三枚におろしたもの」のことを指し、「フィーレ」と呼ばれることもあります。
まとめ
「フィレ」と「ヒレ」はいずれも「牛肉や豚肉の部位の一種」で、「牛や豚などの背骨内側の左右にある細長い肉」を示します。
「フィレ」及び「ヒレ」の特徴やレシピについてもチェックしておきましょう。
ぜひグルメについての言葉の違いを知る参考にしてください。
