この記事では、「台場」と「お台場」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。
「台場」とは?
町の名として使われているのが「台場」【だいば】です。
美しい海が見える東京都港区にあり、夜になると照明で美しく彩られる大型の橋、レインボーブリッジが芝浦地区を結びます。
「台場」という名になったのは、黒船が来て襲撃されるのを避けるためで、海上砲台で対抗しようとしたことがきっかけです。
元々は品台場と呼び、全部で8つもの台場が完成します。
しかし、現在では第3台場が栄えていて、家族連れや恋人が多く訪れる公園やビーチが集まる場所になっているのです。
「お台場」とは?
品川区と港区、江東区からなる地域を「お台場」【おだいば】といいます。
「お台場」というようになったのは海沿いの整備に力を入れて、活気ある場所にするため力を注いだ幕府に対して感謝と敬う気持ちを込めて「台場」に「御」を付けて読んだことにあります。
使い方としては、「お台場フェス」といえば多くの人が集い、楽しめる催しを開くわけです。
また、「お台場散策」なら美しい場所を歩いて楽しみます。
他にも公園やビーチなどもあり、1年中遊べる場所になるのです。
「台場」と「お台場」の違い
ここでは「台場」と「お台場」の違いを、分かりやすく解説します。
港区を主に「台場」と呼びます。
書類に町の名を記入するときや、人に伝えるとき使うわけです。
もう一方の「お台場」は丁寧な言い方で、イベントを開催するときや地図に表記するときは「お」を付けます。
また、江東区と品川区、港区をまとめて「お台場」といって、海沿いにある臨海エリアを指すのです。
このような「お台場で遊べる観光地」を紹介したり、施設やモールがある場所を伝えるとき使われています。
また、「お台場店」と店舗を紹介したり、「お台場海浜公園」と表記するときに使うのです。
まとめ
同じ読み方しますが、「お」を付けるだけで由来や使い方に違いが見られます。
どういったとき使うかに焦点を当てて学ぶのもいいでしょう。