この記事では、「横浜」と「神戸」の違いを分かりやすく説明していきます。
「横浜」とは?
「横浜」【よこはま】は、神奈川県の県庁所在地、政令指定都市に指定されている市の名前です。
県東部に位置し、東側は東京湾に面した低地、西側が丘陵や台地で構成されています。
早くから港湾都市として開け、横浜港の貿易を通して工業や商業、国際的な文化が発達しました。
鉄道やベッドタウン、湾岸エリアの開発によって発展し、日本でも有数の大都市として知られます。
お出かけスポットとしても人気が高く、代表的な名所には横浜港に隣接する山下公園、600件以上の店舗が集まる横浜中華街、歴史的な建造物にさまざまな施設が入った横浜赤レンガ倉庫などがあります。
「神戸」とは?
「神戸」【こうべ】は、兵庫県の県庁所在地、政令指定都市に指定されている市の名前です。
県南東部に位置し、南側は大阪湾に面した市街地が形成され、そのすぐ背後に六甲山地が連なります。
古くから都に近い港として栄え、江戸時代に開港した神戸港の貿易を通して工業や商業、国際的な文化が発達しました。
戦後からニュータウンや臨海部の開発が進み、近畿大都市圏の中心として発展しています。
ハイカラな街、観光都市としても人気が高く、 神戸港の波止場に造られたメリケンパーク、洋館の集まる北野異人館街、南京町と呼ばれる中華街、白浜の美しい須磨海岸などの観光名所があります。
「横浜」と「神戸」の違い
「横浜」と「神戸」の違いを分かりやすく解説します。
これらの都市は日本を代表する港湾都市で多くの共通点を持っているため、しばしば似ているといわれてきました。
両者を比べてみると、「横浜」は首都圏にあり東京都心も近いため、近畿地方にある「神戸」よりも都市の規模が大きいという違いがあります。
人口は前者が約370万人、後者は約150万人(2024年4月現在)であり、前者は全国でも人口の多い大都市として知られます。
都市の性質としては、前者が東京のベッドタウンとして開発されたことに対し、後者は大阪のベッドタウンの役割を担っていない点が挙げられます。
まとめ
「横浜」と「神戸」は港まちのあるおしゃれなエリアとして知られ、多くの共通点があります。
位置、規模、都市の性質などに違いがみられ、また違った風土の魅力が感じられます。