この記事では、「ジンクス」と「ゲン担ぎ」の違いを分かりやすく説明していきます。
「ジンクス」とは?
「ジンクス」の意味と使い方について紹介します。
意味
「ジンクス」とは、「ある事柄に結びついた縁起の悪い出来事のこと」です。
本来全く関係のない事柄ですが、ある一つの事が起きると、良くないことが付随して起きることを言います。
使い方
「ジンクス」はギリシャ語の“jinx”が日本語化した言葉で、キツツキ科の鳥の名前です。
その鳥は首を180度回転させて真後ろを向くことから、不吉なものとされていました。
ここから、「ジンクス」が「縁起が悪いこと」として使われる様になったのです。
上記のことから海外では「縁起の悪い事」に使われますが、日本では「縁起が良くなること」についても使われています。
例えば「朝、青汁を飲まないと試合に負ける」=「朝、青汁を飲めば勝てる」など、個人的に因縁付けることもあります。
「ゲン担ぎ」とは?
「ゲン担ぎ」の意味と使い方について紹介します。
意味
「ゲン担ぎ」は、「縁起が良いものをもたらす行動をすること」という意味です。
ここ一番という時に、以前あることをしたら良い結果が出た為に、次回から同じことをする行為を言います。
使い方
「ゲン担ぎ」は、「縁起の良いことに繋がると信じていること」で、人により様々です。
例えば「試験に合格するまでヒゲを伸ばす」「優勝するまで好きな食べ物を絶つ」などがあります。
「ゲン」は漢字で「験」と書き、「祈祷による効力」「効き目」という意味があります。
「ジンクス」と「ゲン担ぎ」の違い!
「ジンクス」は、「縁起の悪いものに因縁付いている事柄」です。
「ゲン担ぎ」は、「縁起の良いものに因縁付いている事柄」です。
まとめ
「ジンクス」と「ゲン担ぎ」は、「縁起の悪いもの」「良いもの」という違いがあります。
現在では混同して使われることが多いのですが、基本的な違いを覚えておきましょう。