この記事では、「ランジ」と「バックランジ」の違いを分かりやすく説明していきます。
「ランジ」とは?
基本的に下半身の筋力を鍛えるためのエクササイズで、一歩前に足を踏み出して実施する動作を意味する言葉です。
大腿四頭筋(太ももの前側の筋肉)とハムストリングス(太ももの裏側の筋肉)に効果的で、とりわけ大腿四頭筋を強化するのに適しています。
「ランジ」は、走る動作や階段を下るときなど、前方向への力が必要な場面でのパフォーマンス向上に役立ちます。
「バックランジ」とは?
ランジのバリエーションの1つで、足を後ろに一歩下げて実施するエクササイズを意味する言葉です。
「バックランジ」は、大腿四頭筋だけでなく、大臀筋(お尻の筋肉)にも効果があり、ヒップアップや下半身のシェイプアップに貢献します。
また、「バックランジ」は、フロントランジに比べて膝への負担が少ないため、膝に不安がある人にも適しています。
「ランジ」と「バックランジ」の違い
「ランジ」と「バックランジ」の違いを、分かりやすく解説します。
「ランジ」と「バックランジ」は、どちらも下半身の筋力を鍛える運動ですが、実施する動作に違いがあります。
「ランジ」は、前方に一歩踏み出し、その足の膝を曲げて前脚の太ももが地面と平行になるように下げる運動のことです。
基本的に、大腿四頭筋、ハムストリングス、お尻の筋肉を鍛えます。
その一方で、「バックランジ」は、後ろに一歩下がりながら同様の姿勢を取る運動のことです。
ハムストリングスと大臀筋に負荷をかけられ、前脚には少し負担が減ります。
どちらの運動も正しいフォームで実施することが重要であり、特に膝がつま先を超えないように注意する必要があります。
まとめ
「ランジ」と「バックランジ」の違いは、足を動かす方向と主に鍛えられる筋肉にあります。
トレーニングの目的に応じて選択することが重要です。
また、バランスを取るためには、それぞれ組み合わせて実施することが推奨されています。