この記事では、「描画」と「絵画」の違いを分かりやすく説明していきます。
「描画」とは?
「描画」は「びょうが」と読みます。
「描画」は、「絵を描くこと」です。
人が道具を使って絵を描くこと、また最近では、コンピューターを使って絵を描くときに、「描画」という言葉を使います。
例えば、猫の絵をかくとき、「猫を、描画する」などという文章にできます。
「絵画」とは?
「絵画」は「かいが」と読みます。
「絵画」は、「造形美術の一つで、線や色彩で、物の形、姿を平面上に描き出したもの」です。
例えば、鉛筆を使って、線で人の姿を紙に描き出したものなどが、「絵画」と呼ばれます。
美術館に置かれている、画家の描いた絵は、すべて「絵画」と呼ぶことができます。
また、美術の時間に書かれた学生の絵も、「絵画」と呼べます。
「描画」と「絵画」の違い
「描画」と「絵画」の違いを、分かりやすく解説します。
「描画」は、「絵を描くこと」です。
一方で、「絵画」は、「造形美術の一つで、線や色彩で、物の形、姿を平面上に描き出したもの」です。
このように「描画」と「絵画」はどちらも絵を描くことに関係する言葉という共通点があります。
しかし「描画」は「絵を描く」という「行動」を意味する言葉なのに対して、「絵画」は「描かれた絵」という「物」を意味するという大きな違いがあります。
「描画」の例文
・ 『この繊細な描画をしたのは、新進気鋭の作家だ』
・ 『描画の技術を学ぶため、学校に通う』
「絵画」の例文
・ 『絵画鑑賞が、私の唯一の趣味だ』
・ 『絵画をコレクションしている、大富豪』
まとめ
「描画」と「絵画」の違いについて見てきました。
2つの言葉には明確な意味の違いがありました。
2つの言葉の違いを知ることで、混同せずに使い分けることができるのではないでしょうか。