この記事では、「お開き」と「中締め」の違いを分かりやすく説明していきます。
「お開き」とは?
会合や宴会などを終わりにすることを意味する言葉です。
「お開き」になると、参加者は全員帰るか、別の場所に移動することになると考えられます。
また、「お開き」のときには、司会者や幹事が閉会の挨拶をし、参加者に感謝の言葉を述べると考えられます。
「中締め」とは?
宴会の終了前に一区切りをつけるための挨拶や儀式のことを意味する言葉です。
「中締め」は、お開きまでいられない人が早めに退出可能なタイミングを作るために実施されます。
また、「中締め」の後には、残った人たちは二次会や三次会に行くか、そのまま続けることになると言えるでしょう。
「お開き」と「中締め」の違い
「お開き」と「中締め」の違いを、分かりやすく解説します。
「お開き」と「中締め」は、宴会の終わり方に関する言葉ですが、意味や使用される場面が異なります。
「お開き」は、宴会が完全に終了することを表現する言葉です。
参加者は、全員帰るか、別の場所に移動することになると言えます。
その一方で、「中締め」は、宴会の終わりが近づいたときに実施する一区切りの儀式を表現する際に使用する言葉です。
参加者は、残るか帰るか、自由に選べます。
「中締め」の目的は、宴会の途中でけじめをつけたり、早めに退席したい人に配慮したりすることだと言えるでしょう。
「お開き」の例文
・『今回のイベントは、そろそろお開きにいたします』
・『盛り上がったきたところだが、お開きになったしまった』
「中締め」の例文
・『宴もたけなわではありますが、ここで一旦中締めといたします』
・『ここらで中締めといたします』
まとめ
「お開き」と「中締め」は、宴会や懇親会などで使用される言葉ですが、意味や使い方が異なります。
「お開き」は、宴会や懇親会が終了することを表現する言葉です。
参加者に帰ることを告げるものだと言えます。
その一方で、「中締め」は、宴会や懇親会の途中で一区切りをつけることを表現する際に使用する言葉です。
参加者に退席する機会を与えるものだと言えます。
それぞれの言葉を正しく使い分けられるように注意しましょう。
