この記事では、「書庫」と「書架」の違いを分かりやすく説明していきます。
「書庫」とは?
「書庫」は「しょこ」と読みます。
「書庫」は、「書物を収めておく部屋や建物のこと」です。
単行本や文庫本などの本を収めておく部屋や、それ専用の倉庫などの建物を、「書庫」と呼びます。
例えば、家の庭に本を置くだけの建物がある場合は、「庭に書庫がある」ということができます。
「書架」とは?
「書架」は「しょか」と読みます。
「書架」は、「本を並べておく棚のこと」です。
そのため、「本棚」と言い換えることができます。
例えば、図書館には膨大な本を収めるため、たくさんの棚があるため、「図書館にはたくさんの書架がある」と言うことができます。
また、新たに、本棚を部屋に設置する場合は、「部屋に書架を設置する」という文章にできます。
「書庫」と「書架」の違い
「書庫」と「書架」の違いを、分かりやすく解説します。
「書庫」は、「書物を収めておく部屋や建物のこと」です。
一方で「書架」は、「本を並べておく棚のこと」です。
このように、どちらも「本を置く場所」という共通の意味があります。
しかし、「書庫」は「部屋や建物」を意味するのに対して、「書架」は「棚」を意味するという大きな違いがあります。
そのため、「書庫」には、たくさんの「書架」が設置されていると考えられるのに対して、「書架」に「書庫」を置くことはできないという違いがあります。
「書庫」の例文
・ 『書庫がある、大きな家で育った』
・ 『希少本を、書庫から探し出す』
「書架」の例文
・ 『部屋の天井まで、書架がある』
・ 『書架を固定して、地震に備える』
まとめ
「書庫」と「書架」の違いについて見てきました。
2つの言葉には明確な意味の違いがありました。
2つの言葉の違いを知ることで、混同せずに使い分けることができるのではないでしょうか。