この記事では、「百貨店」と「デパート」の違いを分かりやすく説明していきます。
「百貨店」とは?
「百貨店」の意味と概要について紹介します。
意味
「百貨店」は「ひゃっかてん」と読み、「一つの企業が運営する大規模な店舗の中に、複数の分野の専門店を集めて、一か所で数多くの店舗を回れる様にしている営業形態のこと」という意味です。
概要
「百貨店」の、「百」は「数多くの」という意味で、「貨」は「値打ちのある品物」という意味です。
つまり、「数多くの値打ちある商品を置いている店」という意味になります。
「百貨店」は、都市の中心となるアクセス便利な場所に店舗を構えているのが特徴です。
店舗は7階建て前後が多く、ワンフロアが広大で、各階でテーマを決めて、専門店を配置しています。
それぞれの店は独立採算制であり、スーパーの売り場とは違い専門の販売員がいて、中央レジはなく、それぞれの店で精算をします。
ブランドショップも多く、昭和40年代には「百貨店」と言えば高級品を取り扱っているというイメージが定着していました。
日本では、最上階はレストランフロア、地下は駐車場になっているところが多くなります。
但し、最近では郊外に大型ショッピングモールが建設されている為に、「百貨店」の需要が減り、赤字経営になているところもあるのです。
「デパート」とは?
「デパート」の意味と概要について紹介します。
意味
「デパート」は、「百貨店」を英語で言い表したもので、意味は同じです。
概要
「デパート」は和製英語で、海外では通じません。
正しくは“department store”になります。
昭和40年代の高度成長期になると、一般の人達が日曜日にオシャレをして家族でショッピングに出かける機会が増えました。
その際に「百貨店」と言うよりは「デパート」と言ったほうが、高級感がでる為に使われる様になったのです。
意味は「百貨店」と全く同じです。
「百貨店」と「デパート」の違い!
「百貨店」と「デパート」は、言い方が違うだけで意味は同じです。
まとめ
「百貨店」と「デパート」は同じ意味の言葉です。
最近では週末に家族で「デパート」よりも「ショッピングモール」に出かけることが増えています。