「歳月」と「月日」の違いとは?分かりやすく解釈

「歳月」と「月日」の違い言葉・カタカナ語・言語

この記事では、「歳月」「月日」の違いを分かりやすく説明していきます。

「歳月」とは?

「歳月」とは?

「歳月」とは、年単位になる期間を表す言葉です。

「あれからどれだけの歳月が流れたことか」と使った時には、それだけ長い年月が経ったと言っているのと同じになります。

その「年月」と言い換えることができますが、そちらより厳かな響きのある表現になり、純文学の小説の中などでよく見掛ける表記です。

一般には、「年月」の方を使った方が分かりやすく、普通の表現だと考えていいでしょう。

「月日」とは?

「月日」とは?

「月日」(つきひ)は、何ヶ月という単位に対して使われる言葉で、「完成までには、ちょっと月日が掛かりそうだ」のような使い方になります。

この表現で表される期間は、1年まではいかない範囲だと考えていいでしょう。

こちらは、先のように「月日が掛かる」「月日が経つ」などと使われる言葉で、「歳月」の方は、例に挙げたように「歳月が流れる」「歳月を重ねる」のような用い方になります。

「歳月」と「月日」の違い

「歳月」と「月日」の違い

「歳月」「月日」の違いを、分かりやすく解説します。

「歳月」は、年単位になる長い期間を表す言葉になります。

ですが、1年や2年くらいで使うことはなく、短くても10年以上にならないと適した表現とはなりません。

「月日」は、月単位の長さになる期間に用いる言葉で、こちらも1ヶ月程度では使うことはなく、数ヶ月と表現できる4、5ヶ月くらいから1年には満たない長さに対して使うと考えてください。

「歳月」のような深い響きはない言葉なので、普通に「かなり月日が経つが、まだ送ってこない」のように、それくらいの期間だという意味で使って構いません。

まとめ

まとめ

「歳月」「月日」は、このような意味になります。

「歳月」は、一般には「年月」と言い換えた方がスマートな表現になります。

「歳月」と用いるのは、歴史が語られる場合や、思い出深い話をする時などだと考えておくといいでしょう。