この記事では、「震災」と「災害」の違いを分かりやすく説明していきます。
「震災」とは?
「震災」とは、地震に起因した各種の「災害」のことです。
比較的規模の大きなものがこのように表現され、「震災が起こった」、「この地域では、10年前に大きな震災があった」などと使われます。
地震によって引き起こされた火災や、建造物の崩壊などが「震災の被害」と呼ばれ、1つの地震が原因の場合には、そこから発生した全ての「災害」をまとめた表現となります。
火災や家屋の損害など、天災によって受けた被害は、全て「災害の被害」と表現することができます。
尚、比喩表現として、思いも寄らない所から受けた災難に対して、「思わぬ災害だった」などと用いられます。
「災害」とは?
「災害」とは、主に天災に対して使われる言葉で、台風や地震、強風や津波などによる事態の表現になります。
これに対して、人為的な理由から引き起こされたものは、「人災」(じんさい)と呼ばれ、人のミスによって起きたようなものがそれに当たります。
地震が原因で起こった大きなものは、先の「震災」と呼ばれ、れることがあり、例えば、全く自分には関係のないとばっちりを受けたような時によくそのように使われます。
「震災」と「災害」の違い
「震災」と「災害」の違いを、分かりやすく解説します。
「震災」とは、地震が原因の大きな「災害」のこととして使われます。
その内容は、火災など様々な種類に渡り、それらをまとめて「災害の被害」と表現されます。
「災害」は、台風や地震などの人為的に起こされたものではない、何かしらの被害を被る事態の表現になります。
または先のように、それに例えて、思ってもいなかった災難だと比喩として使われることもある言葉です。
まとめ
「震災」と「災害」は、このような言葉です。
特に危険だと思われるような場所では、こういった事態になることを想定した対策が広く行われています。