この記事では、「しゃべる」と「話す」の違いを分かりやすく説明していきます。
「しゃべる」とは?
「しゃべる」とは、軽い調子で「話す」ことです。
単に「話す」と同様の意味で用いられることもありますが、この言葉で表現する場合には、対象は真面目な話ではないと考えていいでしょう。
「余計なことはしゃべる」などと使われると、要らないことまで(軽い調子で)話すなと釘を刺していることになり、「少ししゃべるだけ」とした時には、内容がそれほど大切でもない話だということが分かります。
「話す」とは?
「話す」は、普通に話をすること全般に用いられます。
口語としての会話が対象になり、メールや文章など、文面で伝える時にはこの言葉は使いません(便宜上で使うこともありますが、正しい用い方ではありません)。
「最初から話す」と言えば、最初の部分から口語で伝えるといった解釈になります。
また、「これから大事なことを話す」などと使われた時には、真面目な内容の会話になることが分かり、こちらの使い方は「しゃべる」で言い換えることはできません。
「しゃべる」と「話す」の違い
「しゃべる」と「話す」の違いを、分かりやすく解説します。
「しゃべる」は、比較的軽い調子で「話す」ことの表現だと覚えておけばいいでしょう。
「しゃべるな」という使い方が分かりやすく、軽口を叩くなという解釈が含まれる表現になります。
「話す」も、そのような軽い会話に対して使っても構いませんが、真面目な話やとても重要なことを伝える時にも問題なく用いることができます。
よって、「話す」は、口語で何かを伝える時にオールマイティに使うことができる表現で、その内容が大したものではない時には「しゃべる」と置き換えても構わないと考えてください。
まとめ
「しゃべる」と「話す」は、このように違う言葉です。
「しゃべる」で表現された時には、それほど大した内容ではないと思っていいでしょう。