この記事では、「姉妹都市」と「友好都市」の違いを分かりやすく説明していきます。
「姉妹都市」とは?
「姉妹都市」の意味と概要について紹介します。
意味
「姉妹都市」は「しまいとし」と読み、「文化交流や親善を目的として、都市同士が関係を結ぶこと」という意味です。
概要
「姉妹都市」は、英語で“sister cities”と呼ばれているものを日本語にそのまま訳した言葉です。
日本の地方自治体が、アメリカの姉妹都市運動に協賛する形で始まりました。
因みにロシアではロシア語で「兄弟都市」と言い、イギリスやフランスでは「双子都市」、ドイツでは「パートナ―都市」と呼んでいます。
「姉妹都市」になると、異文化交流を行うだけではなく、企業が海外に進出し易くなるなど、グローバル化に役立つというメリットがあります。
また、海外だけではなく、国内の地方自治体同士で「姉妹都市」の様な関係を結ぶこともあります。
「友好都市」とは?
「友好都市」の意味と概要について紹介します。
意味
「友好都市」は「ゆうこうとし」と読み、「文化交流や親善の為に、都市同士が提携すること」という意味です。
基本的に「姉妹都市」と同じ意味です。
概要
「友好都市」は英語の“friendship city”を日本語に訳した言葉です。
基本的に「姉妹都市」と「友好都市」は同じ意味で使われています。
何故2つの言葉があるかと言うと、中国など、儒教の思想では「姉妹」というと、上下関係が発生するということになる為です。
表現が違うだけで、提携する内容は同じで、「姉妹(友好)都市」と表記されることもあります。
「姉妹都市」と「友好都市」の違い!
「姉妹都市」と「友好都市」は、どちらも同じ意味です。
「姉妹都市」と表記すると、上下関係が生じる為に、「友好都市」と表現しているのです。
まとめ
「姉妹都市」と「友好都市」は同じ意味です。
国際関係が入る為に、慎重な表現になっているのです。