この記事では、「居住」と「住居」の違いを分かりやすく説明していきます。
「居住」とは?
「居住」(じゅうきょ)とは、住むことの表現になります。
「○○町に居住している」と使うと、その○○町に住んでいるという意味になり、「居住地」とすれば、「住所」のことを表します。
その「住所」は、個人だけでなく、会社組織のような団体の活動拠点という意味でも使われる言葉ですが、「居住」は、個人が住むという意味で使う言葉なので、団体のそれとして使うことはありません。
「住居」とは?
「居住」(きょじゅう)とは、住んでいる所を指す言葉です。
その場所自体のこともありますが、それよりも、その建物自体についての表現として使う場合が多く、これを聞かれた際には、一軒家やマンションなどと答えることが多いと考えてください。
その他にも、駅から5分程度、10階建ての3階といったような意味で使う場合もあり、先のように、場所自体の「住所」のこととしても用いることもできる、広い意味のある表現となっています。
「居住」と「住居」の違い
「居住」と「住居」の違いを、分かりやすく解説します。
「居住」は、人が住むことを表す言葉になり、「居住区」という形にすると、人が住んでいる区画といった解釈になります。
例えば、工業団地と呼ばれる地域では、どこが会社や工場で、「居住区」がその辺りだといった使い方をされます。
「住居」は、「住所」のこととして使う場合や、どのような建物なのかの表現になる言葉です。
よって、「住所」そのものを答えたり、マンションや何階建てだと答えるような場合もある、広い意味で使うことができる表現です。
まとめ
「居住」と「住居」派、このように違います。
「かつて、そこに居住していた」とすれば、そこ住んでいたという意味になり、その場所は「住所」や「住居」と表されるという関係になります。
「住居」は、広く使える言葉で、まだローン中だといった使い方をすることもあります。