この記事では、「異業種交流会」と「合コン」の違いを分かりやすく説明していきます。
「異業種交流会」とは?
「異業種交流会」とは、様々な業種の人が集まって開かれる飲食会のことです。
必ずしも飲食が伴うとは限りませんが、まずそういった場になると考えておいていいでしょう。
これが開催される目的は、他の業種のことを実際にそれに従事している人から聞くことができ、それなりに自分の仕事に役に立てることができる、自分の人脈にすることができる可能性があるという点になりますが、中には以下の「合コン」と似た形になる場合があります。
「合コン」とは?
「合コン」は、「合同コンパ」が略された言葉です。
「合同」は、男女合同で行うという意味になり、「コンパ」は、参加者が費用を出し合う飲食会のことです。
誰かが発起人となり、この「合コン」として企画されて行われるものですが、そうとは呼ばず、先の「異業種交流会」と称することもあります。
その為、本来の意味で開かれる「異業種交流会」と区別が付かないことも多く、「異業種交流会なんて言うけど、実際は合コンだろ?」といったようにこれらの言葉が使われることも少なくありません。
「異業種交流会」と「合コン」の違い
「異業種交流会」と「合コン」の違いを、分かりやすく解説します。
「異業種交流会」は、どこかの企業が企画したものであっても、言わば「合コン」となる場合が多いです。
もっと言えば、参加者それぞれの業種がはっきりとしているだけの出会いの為のフィーリングパーティーのようなもので、そういったイベントには、それと分かって参加するものです。
ただし、軽い飲食程度に留まり、本来の目的で行われるという場合もある為、全てが「合コン」のようなものだとは限りません。
「合コン」は、言ってしまえば「出会いの場」となる、男女混合での飲食会です。
そうと表現し難い時に、「異業種交流会」と称することも多いので、これらが実質的に似たような意味になってしまっています。
まとめ
「異業種交流会」と「合コン」は、このような意味になります。
社会人の間では、独自に開催する「合コン」を「異業種交流会」と使うことが増えており、その為に、本来の意味のそれであっても「合コン」のようなものだと思われてしまうことが多くなっているのが実情です。