「大国」と「強国」の違いを分かりやすく解釈

「大国」と「強国」の違い言葉・カタカナ語・言語

この記事では、「大国」「強国」の違いを分かりやすく説明していきます。

「大国」とは?

「大国」の意味と概要について紹介します。

「大国」の意味

「大国」「たいこく」と読みます。

意味は、「国土の広い国」「ある分野において世界的に大きな勢力を持つ国のこと」「律令制で、面積や人口などによって諸国を四等級に分けた中の第一等級の国のこと」になります。

「大国」の概要

「大国」とは、世界的に見て「国土が広く資源が豊かな国のこと」という意味と、「ある分野において、圧倒的に勢力が大きな国のこと」という2つの意味で使われることが多くなります。

例えばアメリカ合衆国やソビエト連邦、中国などは、圧倒的に広い国土があり、それだけ人口も多く、経済的にも発展していることから「大国」と呼ばれています。

また、その他にも、何かの分野で世界的に優れている国のことを「〇〇大国」と言います。

「軍事大国」「福祉大国」「経済大国」など、政治や経済的な要素の他に、「サプリ大国」「美容大国」「整形大国」「水泳大国」「サッカー大国」など、メディア的な要素で使われることもあります。

「強国」とは?

「強国」の意味と概要について紹介します。

「強国」の意味

「強国」「きょうこく」と読みます。

意味は「世界で軍事的、経済的に強い勢力をもつ国のこと」です。

「強国」の概要

「強国」は、国土が広いよりも、経済的に発展していて、更に軍事的な備えを強化している国のことを言います。

人口が多く経済的に豊かであり、更には軍隊があり、核兵器も保有している国に対して使われます。

「強国」は、相対的に使われる言葉であり、政治評論家により基準が別れます。

基本的には「アメリカ・ロシア・ドイツ・イギリス・中国」「強国」に入っていると言われますが、評論家の中には「中国は大国であり、強国ではない」と言う人もいるのです。

「大国」と「強国」の違い!

「大国」「国土の広い国」「ある分野において世界的に大きな勢力を持つ国のこと」です。

「強国」「世界で軍事的、経済的に強い勢力をもつ国のこと」です。

まとめ

今回は「大国」「強国」の違いをお伝えしました。

「大国は何かで優れている国」「強国は軍事力が大きい国」と覚えておきましょう。