「変更」と「変換」の違いとは?分かりやすく解釈

「変更」と「変換」の違い言葉・カタカナ語・言語

この記事では、「変更」「変換」の違いを分かりやすく説明していきます。

「変更」とは?

「変更」とは?

「変更」とは、物事の内容を変えることです。

「計画の変更がある」と言うと、計画した内容に変える部分があると言っており、「飛行機の便に変更があった」のように使うと、乗る飛行機が変わったと表現しています。

ただし、物理的な「形を変える」という意味では使わない表現で、その場合には「変形」と用います。

こちらの「変更」は、文章や数字で表せる内容を変えることで、物理的な物の設計図であれば、その内容に対して「変更」すると用いて構いません。

「変換」とは?

「変換」とは?

「変換」は、情報の形式を変えるという意味になる言葉です。

「データ形式の変換」と使えば、画像ファイルの形式をGIF形式からJPG形式にするようなことがそれに当たり、このようなことは「変える」ではなく、「換える」とする方が適しています。

その「換える」ことだと言ってしまっても構わず、「データの変換」は、「データを換えること」と表現しても一緒です。

この言葉も、形のない対象に使われる表現で、「値の変換」「漢字への変換」などとよく用いられます。

「変更」と「変換」の違い

「変更」と「変換」の違い

「変更」「変換」の違いを、分かりやすく解説します。

「変更」は、内容を変えることの表現です。

「変換」は、形式を変える時に使われ、「変換」した結果、「変更」されるという関係になる言葉同士です。

例えば、日本語から英語に「変換」すると、その内容が日本語から英語に「変更」されます。

「変更」は、その後にどのような内容になるか全く分かりませんが、「変換」の場合は、その前の形式と内容自体は(ほとんど)変わらないという場合が多く、画像ファイルの形式を「変換」しても、表示される画像は見た目には一緒なのがその例になります。

まとめ

まとめ

「変更」「変換」は、このように違います。

「変換」は、「変更」と表現される行為の1つで、その形式だけに限って使われる言葉だと覚えておいてください。