「現在完了形」と「現在完了進行形」の違いとは?分かりやすく解釈

「現在完了形」と「現在完了進行形」の違い言葉・カタカナ語・言語

この記事では、「現在完了形」「現在完了進行形」の違いを分かりやすく説明していきます。

「現在完了形」とは?

「現在完了形」とは?

「現在完了形」とは、「状態や動作の継続・過去にした経験・動作の完了」を伝えることができる英語の用法です。

「現在完了形」には、「過去にした行為や状態が現在にまでつながっている(現在の時点に意識がありながら過去を振り返っている」というイメージがあります。

「現在完了形」は、「have+過去分詞」の形式で表現されます。

例えば、「She has finished her duty(彼女は任務をやり終えました)」などの英文を「現在完了形」の例文で挙げられます。

「現在完了進行形」とは?

「現在完了進行形」とは?

「現在完了進行形」とは、「過去のある時点から現在に至るまで続いている動作」を意味している英語の用法です。

「現在完了進行形」は、「have been+現在分詞(動詞+ing)」の文章の形式で表現することができます。

この用法は「動作の継続」に意味の主眼が置かれているので、「read・sleep・wait」などの「動作動詞」が用いられます。

例えば、「I have been running away over an hour(一時間以上、逃げ続けていました)」などの英文が典型的な「現在完了進行形」の文章になります。

「現在完了形」と「現在完了進行形」の違い

「現在完了形」と「現在完了進行形」の違い

「現在完了形」「現在完了進行形」の違いを、分かりやすく解説します。

「現在完了形」とは「have+done(過去分詞)」の文章で表される英語の用法で、「現在までずっと~しているの継続・ちょうど~し終わったの完了」などの意味を伝えるものです。

それに対して、「現在完了進行形」というのは「have been+doing(現在分詞)」の文章で使われる英語の用法で、「過去のある時点から現在の時点まで、ある動作が続いている継続」の意味を伝えることができるといった違いを挙げることができます。

「現在完了進行形」の意味の中心は「継続」で、「現在完了形」「経験・完了(結果)」の意味はない点も異なっています。

「現在完了形」の例文

「現在完了形」の例文

・『中学生時代に習ったはずの現在完了形ですが、いまいちその具体的な使い方やニュアンスがつかめずにいます』
・『現在完了形は日本語の文法ではなじみがないのですが、現在の時点から見た過去の行為・状態が続いていることを示唆しています』

「現在完了進行形」の例文

「現在完了進行形」の例文

・『現在完了進行形は日本人が英作文で使用することがほとんどない用法ですが、英語圏の人は動作が続いているニュアンスで使っています』
・『英語の試験で現在完了進行形の設問が出ていましたが、昨夜勉強したばかりだったので簡単に回答できました』

まとめ

まとめ

この記事では、「現在完了形」「現在完了進行形」の違いについて説明しましたがいかがでしたか?「現在完了形」よりも「現在完了進行形」は、「ある動作が過去から現在に至るまで続いているニュアンス」がかなり強くなる違いがあります。

「現在完了形」「現在完了進行形」の違いを詳細にリサーチしたい場合は、この記事の解説をチェックしてみてください。