「内定」と「確定」の違いとは?分かりやすく解釈

「内定」と「確定」の違い言葉・カタカナ語・言語

この記事では、「内定」「確定」の違いを分かりやすく説明していきます。

「内定」とは?

「内定」とは?

「内定(ないてい)」とは、「正式な発表(公表)の前に内々で決めること」を意味している言葉です。

「内定」という表現には、「表立って発表してはいないが、内々で仕事への採用(役職への就任)を決定すること」の意味合いがあります。

特に学生の就活(就職活動)において、特定企業への就職が内々で決定することを「内定」といいます。

「内定」は法律的に雇用契約の成立と見なされるため、一方的な内定の取り消しはできず、解雇と同様の手続き・補償が必要となるケースもあります。

「確定」とは?

「確定」とは?

「確定(かくてい)」とは、「はっきりと決まること」「疑いなく確かな形で決定すること」を意味している言葉です。

「確定」は主に就職活動の採用や役職の就任を内々で決める「内定」とは異なり、就職活動に限らず、「さまざまな分野の確実な決定・選択の事項」に対して使うことができる表現になります。

例えば、「結論が確定しました」「自営業者は確定申告をする必要があります」などの例文で使えます。

「内定」と「確定」の違い!

「内定」と「確定」の違い!

「内定」「確定」の違いを、分かりやすく解説します。

「内定」「確定」「何かが決定する・決まる」という意味では共通していますが、「確定」のほうが「内定」よりも「疑う余地のない確実な決定」という意味合いが強くなっている違いがあります。

「確定」というのは「確実に決めること・後で変更しない形で決定すること」を意味していますが、「内定」「正式な発表をする前に内々で決定すること」を意味しているという違いがあるのです。

また「内定」は特に、「学生の就職活動(就活)において採用が内々に決まること」「特定の役職への就任がひそかに決定すること」という意味を持っています。

しかし、就職・役職就任に関する「内定」も、法律的には雇用契約が成立したと見なされるため、実際には「確定」に近いはっきりとした決定の意味を持ちます。

まとめ

まとめ

「内定」「確定」の意味の違いを詳しく説明しましたが、いかがだったでしょうか?

「内定」という言葉は、「正式な発表の前に内々で決めること・特に内々で仕事への採用や就任を決めること」を意味しています。

「確定」というのは、「はっきりと決まること・確かな形で決定すること」を意味している言葉です。

「内定」「確定」の意味の違いを詳しく知りたい時には、この記事の内容をチェックしてみてください。