「論評」と「書評」の違いとは?分かりやすく解釈

「論評」と「書評」の違い言葉・カタカナ語・言語

この記事では、「論評」「書評」の違いを分かりやすく説明していきます。

「論評」とは?

「論評」とは?

「論評」とは、物語となる書籍や作品などについて、詳しく批評すること、またはその内容を指して使われます。

「論評する」のように使われた時には前者の意味となり、「論評を読んだが~」といったような使い方では後者になると考えてください。

「あの映画の論評を見たが、あまりよく書かれていなかった」場合、その映画がそれほどいい内容ではなかったと書かれていたと言っており、「論評して欲しい」と言われた時には、何かについての詳しく批評が求められています。

「書評」とは?

「書評」とは?

「書評」とは、書籍に対し、それがどんなものなのかという紹介になる記事のことです。

新聞やネットの記事として掲載されることが多く、あまり詳しく書いてしまうと、いわゆるネタバレとなってしまう為、簡単なもののことがほとんどだと考えて構いません。

経済書などの専門性の高い書籍の場合には、こういった内容で、どんな人に向いているといったことまでがこの「書評」となり、物語であれば、ざっくりとした内容と、その人なりの簡単な批評となることが多いです。

「論評」と「書評」の違い

「論評」と「書評」の違い

「論評」「書評」の違いを、分かりやすく解説します。

「論評」は、詳しい批評を指す言葉です。

対象は書籍や映画、ドラマなどの物語に該当する作品類になり、あくまでその人なりのものながら、これから楽しもうと思っている人に、とても参考になるような内容だと考えていいでしょう。

「書評」は、その書籍の紹介になる記事のことになり、書籍であれば、大抵のものが対象になります。

これも、その人なりの評価や批評になる為、同じ書籍に対するものでも、人によって内容が大きく異なることがあります。

まとめ

まとめ

「論評」「書評」は、このように異なります。

「論評」は、物語に対する詳しい批評になり、「書評」は、書籍全般の紹介になる記事だと覚えておきましょう。