「底収入」と「貧困」の違いとは?分かりやすく解釈

「底収入」と「貧困」の違い言葉・カタカナ語・言語

この記事では、「低収入」「貧困」の違いを分かりやすく説明していきます。

「低収入」とは?

「低収入」とは?

「低収入」とは、相対的な表現になりますが、明らかに人より収入が低いと思われる場合に使う言葉です。

「低収入だから、そんな高いものは買えない」のような使い方になり、俗な言い方をすれば、「安月給」となると考えると分かりやすいでしょう。

相対表現になるのに加えて、月給や年収がいくら以下だとこのように表現するのかといった目安などがある訳ではないので、同じ年収でも「低収入」とは思っていない人も居る為、感覚的な表現だという面も多々あります。

「貧困」とは?

「貧困」とは?

「貧困」は、とても貧しい様子の表現になる言葉です。

それこそ毎日の食事にも困るような様子のことで、毎月ギリギリの生活だという程度で使う言葉ではありません。

「世界には貧困の為に死んでいく子供たちが大勢居る」といったような使い方をする言葉で、底まで困っているというシチュエーションでないと用いることはないと考えて構いません。

ちょっとお金がないことに対して、簡単に「貧困状態だ」などと使っていることもありますが、正しい使い方ではないので注意してください。

「低収入」と「貧困」の違い

「低収入」と「貧困」の違い

「低収入」「貧困」の違いを、分かりやすく解説します。

「低収入」は、人より給料などをもらっていない(と思う)場合に使う言葉で、特に基準がある訳でもありません。

年代別の平均収入以下の場合に使われることがありますが、あの平均は年収が1億、2億などといった極端なお金持ちも含んだものなので、それほど参考になる訳でもありません。

「貧困」は、食事にも困るほどの貧しさのことで、この状態は、「生活苦」とも表現されます。

「低収入」であっても、毎日の生活に困らない程度であれば「貧困」とは程遠い状態です。

まとめ

まとめ

「低収入」「貧困」は、このような言葉です。

自分では「低収入」だと思っていても、実はそんなこともないという場合も多く、生活には全く困らないのであれば、それほど気にすることでもありません。