この記事では、「フラッシュバック」と「思い出す」の違いを分かりやすく説明していきます。
「フラッシュバック」とは?
「フラッシュバック」とは、過去に体験した出来事が突然頭をよぎる、そのイメージが鮮明に思い浮かぶといった現象のことです。
心理学用語でもあり、主に過去に嫌な体験をした人に多く見られる現象だと言われており、無理に忘れようとしていることで、反って起こしやすいとも考えら得れています。
「思い出す」とは?
「思い出す」は、忘れていた何かの記憶が戻ることの表現になります。
何時に待ち合わせていたのか忘れていたのを「思い出した」といったような場合から、すごく大切なことが「思い出された」場合まで、記憶に蘇る内容については様々です。
ふとしたことから「思い出す」ことも少なくなく、似たような物を見たり、聞いたことでそうなる場合も多いです。
また、試験中に、勉強して覚えた内容を「思い出す」ことで回答するように、幅の広い使われ方になる言葉です。
「フラッシュバック」と「思い出す」の違い
「フラッシュバック」と「思い出す」の違いを、分かりやすく解説します。
「フラッシュバック」は、過去の嫌な体験を急に「思い出す」ことだと表現することができます。
ただ「思い出す」だけでなく、その時の詳しい状況まではっきりと思い浮かんでしまうのが、この「フラッシュバック」の特徴です。
何かについての記憶が戻る「思い出す」こと自体は、もちろん何も悪いことではなく、そうしないと前に進めないという場合も多いです。
その「思い出す」内容が、できればそうしたくない過去の体験で、思い出そうと思っていないにも関わらず、突如思い出されてしまうのが「フラッシュバック」という現象だと覚えておいてください。
まとめ
「フラッシュバック」と「思い出す」は、このように違います。
「フラッシュバック」も「思い出す」ことには違いありませんが、できればそうしたくなかった内容になるので、このような現象は起こらないに越したことはないと考えていいでしょう。