この記事では、「属性」と「特性」の違いを分かりやすく説明していきます。
「属性」とは?
「属性」とは、対象となる物が持つ性質のことでこの性質がころころと変わることも「属性」です。
例えば、氷は、冷却され凍っている間は、固体という性質を持ち、冷却が解除されると液体へと変化し、この変化も、「属性」です。
よって属性は、物が変化することも一つの性質としてみなします。
「特性」とは?
「特性」は、対象となる物が持つ性質の中で最も強調されている部分です。
例えば、ガソリンであれば、燃えるという具合に一つの物体の性質の中で最も強調されている物が「特性」です。
なお、複数の協調すべく性質がある場合、「特性」なのか、ですが、一つの物に全く異なる性質が強調されている場合それぞれを分けて「特性」と呼びます。
「属性」と「特性」の違い
「属性」と「特性」の違いは、入浴剤であると考えると分かりやすく、「属性」は、入浴剤で言う大まかな効果になり、「特性」は効能になります。
例えば、効果が冷え性改善だと多まかに設定した場合、「特性」は、冷え性に関する効果の中で最も強調される機能を意味し、しもやけや肩こりという具合に効果があると強調される単体が「特性」です。
よって「属性」と「特性」の違いは大まかに効果を示すのと詳しく効果を示すという違いでもあります。
「属性」の例文
・『火属性に耐性がある』
この例は、ゲームなどで炎に対して耐性があると述べています。
「属性」は大まかな性質で、効果を示すのではなく、対象の質です。
この例は炎という性質を受けても耐えられるという意味になります。
「特性」の例文
・『炎に対して無効化する特性と、毒に対する無効化特性がある』 「特性」は、効能であると考えると分かりやすく、この例では、効能が炎を無効化して毒も無効化すると考えると分かりやすいです。
この例の場合、テレビゲームでよくありがちな特殊効果のことを「特性」と呼んで無効にできると述べています。
しかも、「特性」は別に複数が存在してもよいので、この例では、複数の効能があります。
まとめ
「属性」であれ、「特性」であれ、重要な点はどうなるという部分です。
例えば、「水属性」という言葉だけであればこれは、水に属するというだけでグループであるとしかいい現わしません。
これが性質になり、「特性」においても単に「炎特性」と記載すれば、これは特別に炎という部分のみが強調されて性質としてあるというだけで、どうなのかという部分については触れていません。
この、どうなのかかを記載することで「属性」や「特性」という言葉は初めて機能します。
例えば、「炎属性の無効化と、毒に対して無効化の特性」という具合にどうなのかを記載することで初めて機能します。
なお、特性は、効能のことを指すので、一つの性質がある物体に様々な効能があればそれを記載すれば、「特性」になります。
よって入浴剤においては、元々の性質が冷え性に効果があるとした場合、これは、「属性」が冷え性に効果があるというざっくりしたもので、そこに詳しく効能が記載され、この効能が、「特性」になり、多数存在してもよいのです。