「抹殺」と「暗殺」の違いとは?分かりやすく解釈

「抹殺」と「暗殺」の違い言葉・カタカナ語・言語

この記事では、「抹殺」「暗殺」の違いを分かりやすく説明していきます。

「抹殺」とは?

「抹殺」とは?

「抹殺」とは、その人物を消し去ることです。

「あいつは、抹殺しなければならない」と使われると、その相手を消し去る、つまりは殺害しなければならないといった意味になる為、物騒な表現としか言えません。

ですが、人間以外にも用いることができる表現で、書類にまずい部分があったような場合に、「その部分は抹殺しておいて」などと使うこともできます。

「暗殺」とは?

「暗殺」とは?

「暗殺」は、正面からではなく、不意を狙って殺害することです。

その対象を不意打ちによって亡き者にするという意味なので、こちらも漫画やドラマの世界でもないと、あまり見聞きすることはないでしょう。

「抹殺」とは違い、その他の意味で使われることはない為、先のような漫画などの世界が主に使われる舞台となっている言葉です。

計画的に行われることがほとんどで、その為の計画は「暗殺計画」と呼ばれます。

「抹殺」と「暗殺」の違い

「抹殺」と「暗殺」の違い

「抹殺」「暗殺」の違いを、分かりやすく解説します。

「抹殺」「暗殺」は、このように異なります。

「抹殺」は、手段は問わず、対象の人物を殺害によって消してしまうという意味になります。

漫画などの架空の世界では、それを専門とする「殺し屋」のような存在が登場することがあり、「○○の抹殺指令が下った」などと使われる言葉です。

「暗殺」は、対象の不意をついて殺害することで、その対象と堂々とは立ち合わずに、不意打ちとして行われます。

例として、物陰から突然現れて襲う、寝込んでいるところを襲うといったような手段になり、フィクション内では、そのようなことが仕事となる集団が「暗殺団」などと呼ばれることがあります。

まとめ

まとめ

「抹殺」「暗殺」は、このように違う言葉です。

「暗殺」は、「抹殺」にもなりますが、堂々と殺害する訳ではなく、多くの場合でその為の計画をもって行われます。