「使い道」と「用途」の違いとは?分かりやすく解釈

「使い道」と「用途」の違い言葉・カタカナ語・言語

この記事では、「使い道」「用途」の違いを分かりやすく説明していきます。

「使い道」とは?

「使い道」とは?

「使い道」とは、それをどのように使うのかという意味になります。

「この道具は、見ただけでは使い道が分からないだろう」のように用いられる言葉で、見掛けではどう使ったらいいのか分からないようなものに対して、この手の表現が使われることがあります。

「こんなものをもらっても、使い道に困る」とすると、どう使っていいか分からないと言っているだけでなく、大して欲しくないという解釈にもなり、このような意味での使い方もままある言葉です。

「用途」とは?

「用途」とは?

「用途」は、「使い道」となる言葉で、そちらと同じ意味だと考えていいでしょう。

よって、「使い道が分からない」は、「用途が不明だ」と言い換えることができ、「適した用途とは思えない」と使った時には、正しい使い道だとは考えられないと言っていることになります。

よって、これらはどちらを使っても同じ意味になりますが、ビジネスや公文書などの堅い文面では「用途」とした方が適しており、「国有地の今後の用途について」とは使っても、「~の今後の使い道について」とはまず用いません(くだけた表現になってしまいます)。

「使い道」と「用途」の違い

「使い道」と「用途」の違い

「使い道」「用途」の違いを、分かりやすく解説します。

説明のように、これらは意味としては同じですが、「使い道」の方は、仲間うちなどで使う為の表現になり、「用途」とした方が堅く、公的な文章や堅い場で用いるのに向いています。

また、「使い道がない」「用途がない」とすると、先のように、それが不要だというニュアンスにすることができる為、共にそのような意味で使われることもよくある言葉です。

まとめ

まとめ

「使い道」「用途」は、このような言葉になります。

「用途」の意味でもあり、それを少しくだいた表現が「使い道」だと覚えておけばいいでしょう。