「督促状」と「催促状」の違いとは?分かりやすく解釈

「督促状」と「催促状」の違い言葉・カタカナ語・言語

この記事では、「督促状」「催促状」の違いを分かりやすく説明していきます。

「督促状」とは?

「督促状」とは?

「督促状」(とくそくじょう)とは、お金の未払いに対して、早く支払うようにと送られる書類です。

借金の返済について送られることが多いですが、公共料金や商品の代金の支払いの未払い時にも、これが送付されてくることがあります。

これが届いたにも関わらず、支払いを行わずに無視していると、実家や職場に連絡があったり、電気や水道などが止まるかも知れません。

この前に、後述する「催促状」が先に届くもので、これは言わば、「最終警告」に該当する通知だと考えてください。

よって、そのまま具体的に何日まで支払いがない場合には、このような処置がとられるといった記述がある場合が多いです。

「催促状」とは?

「催促状」とは?

「催促状」(さいそくじょう)は、支払いを行って欲しいと促す為に送られる書類になります。

先のように、何かの支払いが行われないと、まずはこれが送られるものです。

文面的には、「督促状」と同じく、早く支払うようにという内容になりますが、そちらのように、支払いがないと何かしらの処置がとられるといったことまでは記載されていないことがほとんどです。

「督促状」と「催促状」の違い

「督促状」と「催促状」の違い

「督促状」「催促状」の違いを、分かりやすく解説します。

「督促状」は、支払うべき相手がこれ以上は待てないと考えて送る(送られてくる)もので、「催促状」は、まだそこまではいかないものの、早く支払うようにと送ります。

どちらも、支払うべきお金を払っていない為に送られてくる書類なので、このようなものは見ないに限ります。

また、送る側もすすんで行いたくはないでしょう。

まとめ

まとめ

「督促状」「催促状」は、このような違いになります。

「督促状」となると、目立つように赤色の封筒などが使用される場合が多く、それだけきちんと読むようにという意味が込められていると考えていいでしょう。