この記事では、「指標」と「基準」の違いを分かりやすく説明していきます。
「指標」とは?
「指標」とは、物事の判断の目安に使われるもので、主に数字で表されます。
この言葉がよく使われている例として、「経済指標」というものがあり、外為相場はこれによって大きく動くことが珍しくありません。
つまり、「指標」とされる各種の数字によって(平均株価など)、買いや売りといった判断がされていると解釈でき、そのようなものに使われる言葉です。
「基準」とは?
「基準」は、これを満たしているか否かといった目印になるべきもので、その対象が合格かどうかという場合に使われることが多い言葉です。
「この基準に達しないと、出荷はできない」のような使い方になります。
例えば、農作物で、重さが200グラムあるということがその「基準」の場合、それに達して合格となり、出荷できる対象といったような場合があります。
「指標」と「基準」の違い
「指標」と「基準」の違いを、分かりやすく解説します。
「指標」は、目安になるものという意味になり、数字で表現されることが多く、それによって何かの判断が行われる(その参考になる)と考えてください。
「基準」は、それに達しているかどうかが問われるもので、目的や対象によって、大きく異なります。
それに満たない場合に、「基準まで2センチ足りない」のような使い方をされることがあり、それには届かないものの、何とかなるだろうといったようなケースも無くはない為、必ずこれが合否の判断の目印になるとは限りません。
ですが、厳密に決められることがほとんどで、これがあるからこそ、優劣が分かったり、商品になるかどうかといった判断も可能になります。
まとめ
「指標」と「基準」は、このように異なります。
「指標」は、目指すべきものや合格条件などではなく、1ドルが日本円でいくらといったような数値になり、そのような情報をうまく利用できるかというものだと解釈することができます。