「類似点」と「共通点」の違いとは?分かりやすく解釈

「類似点」と「共通点」の違い言葉・カタカナ語・言語

この記事では、「類似点」「共通点」の違いを分かりやすく説明していきます。

「類似点」とは?

「類似点」とは?

「類似点」とは、二つ以上のものに、似ているところがある、その箇所のことを言います。

似ているわけで決して「同じ」ではありません。

「この二つの商品は類似点が多過ぎる」「類似点を指摘されたが私が真似したわけではない」「類似点が多いことでパクリという噂が出た」などと使います。

「共通点」とは?

「共通点」とは?

「共通点」とは、複数の人、物、物事に対してある「同じ事柄、性質」のことを言います。

「性格が違う二人だが、ある共通点があり一気に仲良くなった」「彼らに言える共通点は、向上心がないということだろう」「この3つの事件の共通点は何だと思う?」などと使います。

「類似点」と「共通点」の違い!

「類似点」と「共通点」の違い!

「類似点」「共通点」の違いを、分かりやすく解説します。

この二つの言葉は意味がまったく違います。

ですから状態を見極めて正しい方を使う必要があります。

まず「類似点」ですが、これは簡単に言えば「似かよっている点」という意味なのです。

全く同じではないけれどほとんど同じように見える、とても似ている、そのような箇所、点がある場合に使います。

例えば作品などにおいて「類似点がある」「類似点が多い」となればそれは「盗作」「パクリ」などと言われるわけです。

一方で「共通点」です。

これは簡単に言うならば「同じ点」となります。

複数の人、物に「同じ点がある」時に使います。

「我々は男子校卒業という共通点がある」「左手にほくろがあるという共通点がある」「血液型がA型という共通点がある」などと「同じ」ということが大事です。

「類似点は似ている点」「共通点は同じ点」と覚えるようにすれば使い分けに間違えることはありません。

まとめ

まとめ

いかがでしたでしょうか。

「類似点」「共通点」、二つの言葉の意味と違いを説明しました。

似たような意味という印象を受ける言葉ですがまったく違う意味を持っています。

間違えないように使いましょう。