「来社」と「来訪」の違いとは?分かりやすく解釈

「来社」と「来訪」の違い言葉・カタカナ語・言語

この記事では、「来社」「来訪」の違いを分かりやすく説明していきます。

「来社」とは?

「来社」とは?

「来社」とは、外部の目上の人、お客さんなどが自分の会社にやって来る時に使う言葉です。

「会社にやって来る」ことを丁寧に言い表す時に使います。

「先日は、来社していただきありがとうございました」「今度、お時間がある時来社していただけますとありがたいのですが」「2時に取引先が来社予定なので準備をしておいてください」などと使います。

「来訪」とは?

「来訪」とは?

「来訪」とは、人が訪ねて来るという意味になります。

ちなみに反対語は「往訪」となります。

また訪ねてきた人のことを「来訪者」と言います。

「お義母さんの知り合いという人が来訪してきた」「我が家は、ここ何年も来訪者などない」「古くからの友達の来訪は嬉しいものだ」などと使います。

「来社」と「来訪」の違い!

「来社」と「来訪」の違い!

「来社」「来訪」の違いを、分かりやすく解説します。

この言葉はどちらも誰かが自分側にやって来るという意味合いは同じです。

ですが言葉の持つ意味が違いますので、使い分けるようにしてください。

まず「来社」ですが、これは会社にお客様、目上の人などがやって来るという意味で、丁寧な言い方となります。

自分がいる会社に外部の人が来るという意味だけですので、例えば自分が他の会社に出向くことにこの言葉は当てはまりません。

一方の「来訪」ですが、これは人が訪ねて来ることという意味になります。

ですから自分の家に誰かが来ること、誰かが誰かの家に訪ねて来ることなど、に使います。

「実家に行くと、来訪者がいた」「知人が来訪するので、ケーキを用意することにした」などと使います。

使い分けとして「来社は会社に目上の人、お客様がやって来る」「来訪は人が訪ねて来る」となります。

まとめ

まとめ

いかがでしたでしょうか。

「来社」「来訪」、二つの言葉の意味と違いを説明しました。

どちらも人がやって来るという意味合いは同じですが、意味と使い方に違いがありますので、正しく覚えて使ってください。