この記事では、「スチール」と「ステンレス」の違いを分かりやすく説明していきます。
「スチール」とは?
「スチール」とは、英語では“steel”となりますが、意味は鋼鉄のことを言います。
「鋼鉄」とは2%以下の炭素を含む鉄という意味です。
「スチール」は「鉄」よりも強度が数段高いと覚えておくといいでしょう。
「ステンレス」とは?
「ステンレス」とは「ステンレススチール」の略です。
英語で「ステンレス」は“stainless”と書きます。
意味は「錆びない鉄」ということになります。
鉄の強度を高めた「スチール」にさらにニッケルなどを加えた合金です。
錆びに強いということでキッチンシンク、蛇口など水を使う場所の金属は大抵「ステンレス」製が使われています。
「スチール」と「ステンレス」の違い!
「スチール」と「ステンレス」の違いを、分かりやすく解説します。
この二つはどちらも合金であることは共通点です。
まず「スチール」ですがこれは通常の鉄から炭素を減らしたもので、鉄よりも数段強度が高いのが特徴です。
一方で「ステンレス」ですが、こちらは「スチール」にニッケル、クロムなどを加えた合金です。
錆びに強いことが代表的な特徴です。
キッチン、蛇口、ザル、包丁などステンレス製品は多くありますが多少水に濡れたままで放置していてもすぐに錆びるということはないのです。
とはいえ、「全く錆びない」というわけではありません。
使ったらすぐに拭くという手入れは心がけた方がいいでしょう。
また、最近は「ステンレス」製のアクセサリーも沢山あります。
錆びにくい、軽い、安価、丈夫といったことでつけっぱなしにしても心配がなく、金属アレルギーがある人も使えるとあって人気となっています。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
「スチール」と「ステンレス」、二つの言葉の意味と違いを説明しました。
どちらも「鉄の合金」という点では同じですが、それぞれの材質、特徴が違います。
混同しないように気をつけてください。