この記事では、「リスク」と「デメリット」の違いを分かりやすく説明していきます。
「リスク」とは?
「リスク」とは、英語の“risk”をカタカナ語にした言葉で、意味もそのまま「危険」となります。
「その方法だと早いが、それなりにリスクもある」のような使い方になり、「失敗する可能性」といった解釈もできます。
ビジネスでは、そちらの意味で用いることが多い言葉で、「リスクが高い方法になる」と使った時には、失敗する可能性が高い方法だと言っていると解釈していいでしょう。
「デメリット」とは?
「デメリット」は、「欠点」、または「短所」という意味になります。
こちらも英語の“demerit”の意味そのままのカタカナ語で、「利点」や「長所」となる「メリット」(“merit”)の対義語になります。
「デメリットが大き過ぎる」と使うと、欠点が大き過ぎると言っていることになり、金融の世界では、「損失」という解釈で用いることもあります。
「リスク」と「デメリット」の違い
「リスク」と「デメリット」の違いを、分かりやすく解説します。
「リスク」は、「危険」の表現になり、うまくいかない可能性といった解釈でも用いられます。
「ハイリスク、ハイリターン」と使えば、危険も大きいものの、うまくいった際の利益も大きいという意味になり、この他にも「大したリスクもなく、かなりの利益が得られそうだ」のように、この「利益」と絡んで使われることも多い言葉です。
「デメリット」は、「欠点」や「短所」として使われる言葉で、「メリット」の対義語として用いられます。
「いい面だけでなく、デメリットもあるので注意して欲しい」とすると、いい面だけでなく、短所もあるという意味になり、「デメリットしかない」のように使った時には、欠点しかないという意味だと分かります。
まとめ
「リスク」と「デメリット」は、このような意味になります。
どちらもよく見聞きする言葉なので、意味をしっかり覚えておきましょう。