この記事では、「寄与」と「寄付」の違いを分かりやすく説明していきます。
「寄与」とは?
「寄与」の意味と使い方について紹介します。
「寄与」の意味
「寄与」は「きよ」と読みます。
意味は「力を尽くして社会や人に対して役に立つことをすること」になります。
「寄与」の使い方
「寄与」は、一生懸命何かをすることで、世のため人のために役に立つ行為をすることを言います。
自分の為ではなく、他の人のために良いことをするというのが基本です。
「寄」は「よる」とも読み、「頼る」「ものを預ける」という意味、「与」は「あたえる」とも読み「授ける」という意味で、「寄与」で「ものを預けて与えること」という意味です。
人が寄り添っている時や、助け合っている時に、自分に頼って来くる人に対して与える様にするというニュアンスで使われます。
「寄付」とは?
「寄付」の意味と使い方について紹介します。
「寄付」の意味
「寄付」は「きふ」と読みます。
意味は、「福祉や公共事業、社寺など対外的に金品を贈ること」という意味です。
「寄付」の使い方
「寄付」とは、募金活動をしている団体や、自分が目的や思想に対して賛同している人達に対して、自らの金品を提供することです。
現金だけではなく、相手先で役立ちそうな物品を提供することも含まれます。
たとえば、医療機関にマスクを提供したり、児童養護施設におもちゃを提供することも「寄付」と言います。
「寄付」は「ものを預け付ける」という意味で、やや一方的なニュアンスがあり、相手にとって価値のあることが重要です。
「寄与」と「寄付」の違い!
「寄与」は「努力をして社会や人の役に立つことをすること」です。
「寄付」は「ある組織や団体に金品を贈ること」です。
まとめ
今回は「寄与」と「寄付」の違いをお伝えしました。
「寄与は努力を捧げること」と「寄付は金品を捧げること」と憶えておきましょう。