「空港」と「飛行場」の違いとは?分かりやすく解釈

「空港」と「飛行場」の違い言葉・カタカナ語・言語

この記事では、「空港」「飛行場」の違いを分かりやすく説明していきます。

「空港」とは?

「空港」とは?

「空港」とは、公共の「飛行場」のことを指す言葉です。

よって、後述する「飛行場」と用途としては一緒になり、各種の飛行機の離陸と着陸の為、更にそれらが格納されていることもある場所です。

「羽田空港」「成田空港」が有名ですが、全国には90箇所以上のこの「空港」が存在し、中には自衛隊機と民間機が共用で使用している所もあります(自衛隊や在日米軍専用のものは含みません)。

「飛行場」とは?

「飛行場」とは?

「飛行場」は、「空港」と用途は同じながら、民間で特定の目的(飛行)の為に所有しているものを指して使われます。

「空港」は、使用料を支払って多くの航空会社が共用で利用していますが、「飛行場」と呼ばれる場所は、所有者と個人的に関係があるといったような場合のみに利用できると考えていいでしょう。

ただし、「天草空港」は、正確には「天草飛行場」と呼ぶように(区分としても、「飛行場」です)、「空港」のように公共で利用されている場合もあり、そこまで厳密な線引きはしていません。

「空港」と「飛行場」の違い

「空港」と「飛行場」の違い

「空港」「飛行場」の違いを、分かりやすく解説します。

「空港」は、共用で利用されている「飛行場」で、多くの航空会社が離着陸している場所になります。

「飛行場」とすると、それよりも規模が小さく、民間で特定の目的に使用している場所になりますが、航空会社の飛行機に利用を許可することもあり、厳密な区別というものはありません。

先の「天草飛行場」のように、飛行場という区分ながら、実質的に「空港」と扱われている場所も少なくなく、完全に所有者(及び、その関係者)専用の「飛行場」は、それほど存在していません。

まとめ

まとめ

「空港」「飛行場」は、このように違います。

「空港」は、作られたものの、いつの間に閉鎖となってしまった場所も多く、一時期は100箇所を越えていましたが、年々減少しています。

前述した90箇所以上という表記は、2018年現在の数字です。