この記事では、「ワロス」と「ワロタ」の違いを分かりやすく説明していきます。
「ワロス」とは?
「ワロス」とは、「インターネット上で思いがけず笑ったこと」を意味しているネットスラングです。
「ワロス」で笑ったことを示す場合には、「面白くて笑う・馬鹿にして笑う・失笑する・嘲笑する」などの笑いの意味で使うことができます。
「ワロス」の表現は「笑った→ワラッタ→ワラタ→ワロタ→ワロス」の順番で生まれたと言われていて、過去に中川翔子などの「~ス」(カワユス・カッコヨス・ヤバスなど)という言い回しが流行っていたことも影響しています。
例えば、「ギガワロス・テラワロス(めちゃくちゃ笑った)」などの言葉で使われたり、「あいつのファッションセンスはワロス」や「はいはいワロスワロス」といった例文で使用されます。
「ワロタ」とは?
「ワロタ」というネットスラングは、「インターネット上で思わず笑ったこと」を意味しています。
「ワロタ」が使われ始める前は「藁(わら)」というネットスラングが流行っていましたが、「馬鹿にした嘲笑のニュアンス」が強すぎるので、一般的な面白くて笑ったの意味で使える「ワロタ」の使用頻度が高まりました。
例えば、「不覚にもワロタ・このゲーム面白すぎてワロタ・あの芸人の不倫にワロタ」などの例文で使用することができます。
「ワロス」と「ワロタ」の違い!
「ワロス」も「ワロタ」も「(インターネット上で思いがけず)笑った」ということを意味している点では共通していますが、「ワロタ」のほうが「ワロス」よりも登場した年代が古いという違いがあります。
元々は「笑った」という言葉があり、そこから「ワラタ→ワロタ→ワロス」というように次々と新しいネットスラングの表現が生まれてきた経緯があるのです。
また「ワロス」のほうが「ワロタ」よりも、「相手を軽視したり嘲笑したりする程度がやや強い」という意味のニュアンスの違いも指摘できます。
「ワロス」というネットスラングは「リアルタイムで起こっている物事(やり取り)に対して笑った」のニュアンスがあり、「ワロタ」のほうは「過去に起こった物事(やり取り)に対して笑った」のニュアンスがあるという違いもあります。
まとめ
「ワロス」と「ワロタ」の意味の違いを説明しましたが、いかがだったでしょうか?
「ワロス」も「ワロタ」も「思わず笑った」ということを意味しているネットスラングですが、「ワロス」のほうが「ワロタ」よりも「リアルタイムの笑い・現時点の物事に対する笑い」を意味している違いがあります。
「ワロス」と「ワロタ」の違いを詳しく知りたい時は、この記事をチェックしてみてください。