「プロ」と「玄人」の違いとは?分かりやすく解釈

「プロ」と「玄人」の違い言葉・カタカナ語・言語

この記事では、「プロ」「玄人」の違いを分かりやすく説明していきます。

「プロ」とは?

「プロ」とは?

「プロ」とは、その事柄によって多少なりとも収入を得ている、またはそれ自体が仕事だという解釈で使われる言葉です。

例えば、「プロ野球選手」は、野球によって収入が得られ、将棋の「プロ棋士」も、将棋を指すことが仕事です。

「プロ仕様」という表現にして、それに「プロ」が使う性能などがあるといった使い方もされる言葉で、正しい意味ではありませんが、何かがとてもうまいことに対して「あいつはプロだな」などと用いられる場合もあります。

「玄人」とは?

「玄人」とは?

「玄人」は、何かの事柄がとてもうまかったり、ベテランと呼ばれるほどそれに精通しているような人のことを指します。

よって、先の「あいつはプロだな」といった用い方は、こちらの「玄人だな」とするのが正しい表現になります。

何かの「プロ」は、「その道の玄人」であることも多く、その為に混同して使われることも少なくありませんが、それが収入に繋がっていなければ、原則的に「プロ」とは言いません。

「プロ」と「玄人」の違い

「プロ」と「玄人」の違い

「プロ」「玄人」の違いを、分かりやすく解説します。

「プロ」は、その事柄でいくらかでも収入を得ていることが、そのように呼ばれる条件だと考えていいでしょう。

その収入だけでは生活ができないという場合もありますが、それでも「プロ」であることには変わりません。

「玄人」は、それがうまい人、ベテランの域に達している人に使われる言葉で、「プロ」は、その事柄に関するこれになることが少なくありません。

ですが、直接収入に繋がっていない場合でも使えるのが一番の違いで、例として、オセロはアマチュア競技として存在している為、いくら強くても「プロ」ではなく、「玄人」と呼ばれるに留まるという具合です。

まとめ

まとめ

「プロ」「玄人」は、このように違います。

日本では、野球ではNPB(日本野球機構)に所属する球団の選手でないと「プロ」とは表現しておらず、それが収入になっていても、独立リーグなどの選手は「プロ野球選手」とは呼びません。

「プロ」の定義は、それによる収入があることですが、中にはこのような例外もあります。