この記事では、「消費」と「消耗」の違いを分かりやすく説明していきます。
「消費」とは?
「消費」とは、物、時間、エネルギーなどを使ってなくすことを言います。
よく使われる言葉に「消費者」があります。
これは物を使う人、商品を買う人という意味になります。
「無駄に消費するばかりで節約もできない」「消費期限が切れているものは全部捨てた」などと使います。
「消耗」とは?
「消耗」とは使うことですりへること、使ってなくすことを言います。
またそれ以外には体力、気力などを使い果たすという意味もあります。
よく使われる言葉に「消耗品」があります。
これは使うことでなくなっていく物、傷ついたりする物を言います。
「消しゴムは消耗品だからまとめ買いしておく」「彼といると君が消耗するだけだ」「下着なんて消耗品だから安物でいい」などと使います。
「消費」と「消耗」の違い!
「消費」と「消耗」の違いを、分かりやすく解説します。
どちらも使ってなくなるという意味は同じです。
「消費」は物、時間、エネルギーなどを使ってなくすことを言います。
主に、自分がお金を払って買ったものに使います。
一方の「消耗」ですが、こちらは使うことですりへる、使ってなくすなど、「何かを使って、それがなくなる」という意味合いになります。
文房具、タオル、靴下といったように使ううちにすりへっていくものは「消耗品」と言います。
また、体力や気力を「消耗する」と言いますが、そもそも体力や気力は備わっているもので、お金で購入する商品ではありません。
ですから「気力を消費する」とはそんなに使わないわけです。
簡単に使い分けを覚えるならば「消費は商品、購入したものを使ってなくす」「消耗品は使ってなくす」とすれば、どちらが適当かわかりやすくなります。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
「消費」と「消耗」、二つの言葉の意味と違いを説明しました。
どちらも似たような意味を持っていますが、違いを覚えておけば、どちらの言葉がふさわしいかの判断が容易にできます。