この記事では、「不適切会計」と「不正会計」の違いを分かりやすく説明していきます。
「不適切会計」とは?
「不適切会計」とは、正しく処理されていない会計のことを指す言葉です。
企業は、毎年きちんとした会計処理をして申告する必要があり、それによって税額などが決まりますが、それが正しくない場合がこれに当たります。
特に上場企業の会計処理でこれがあると、会社自体の評価に大きく関わってしまう為、このようなことはないに限りますが、2019年の上場企業において、70社にこれがあったと分かっています。
「不正会計」とは?
「不正会計」は、先の「不適切会計」の一部になり、単なる間違いではなく、「意図的に不適切な会計を行った場合」がこれに当たると考えてください。
その内容は、粉飾や損失隠し、または脱税行為に該当するようなもので、それによって企業をよく見せることができたり、税金逃れといったようなことが目的になります。
先の2019年の上場企業の会計では、30社が間違いの類いで、残りは全てこれらのような「不正会計」でした。
「不適切会計」と「不正会計」の違い
「不適切会計」と「不正会計」の違いを、分かりやすく解説します。
「不適切会計」は、単に間違えてしまった、もしくは何らかの意図から遭えて不適切な会計をした場合も含め、会計が適切ではなかったという場合に使われます。
「不正会計」は、その中で意図的にそれを行った場合で、あってはならないことですが、前述のように、2019年には上場企業の40社にそのような会計処理があったことが分かっています。
「不適切会計」は、間違いであれば修正すれば済むことがほとんどですが、「不正会計」と判断された場合には、相応の罰が待っていることになるでしょう。
まとめ
「不適切会計」と「不正会計」は、このように違います。
「不適切会計」の一部が「不正会計」で、故意に行われた不適切な会計がそれになると解釈していいでしょう。