「請求書」と「見積書」の違いとは?分かりやすく解釈

「請求書」と「見積書」の違いビジネス・就職・転職

この記事では、「請求書」「見積書」の違いを分かりやすく説明していきます。

「請求書」とは?

「請求書」とは?

商品の代金や物品の支払いなどをするように求めるための文書です。

電気料金のことで説明をします。

一般家庭の場合は、電気料金を1か月分などをまとめて支払うことが一般的です。

コンビニなどの店で商品の料金を支払う場合は、その店でその場で支払うことができますが、電気料金の場合はこうはいきません。

そのため、口座引き落としをしてもらったり、水道局から送られててくる紙を使って金融機関やコンビニなどで支払ったりします。

送られてくる紙には、今月の電気料金はいくらです、いつまでに支払ってくださいなどが書かれています。

この紙を意味する言葉です。

支払いを求められるものは電気料金だけではありません。

医療費、介護費、クレジットカード使用料金などさまざまです。

「請求書」の使い方

物品や商品の代金などを支払うように求めることが書かれている書類を指して使用する言葉です。

ここに書かれている金額や物品は支払いなどしなければなりません。

「見積書」とは?

「見積書」とは?

日数や費用などをあらかじめ計算し、それを書いた書類のことです。

まだ作業をしたり、商品を購入したりしていない場合は、ここに書かれている費用は支払う必要はありません。

水道修理のことで説明をします。

蛇口から水が漏れてとまらないので、業者に修理を依頼しました。

ホームページを見てもおおよその費用しか書かれていないため、具体的にいくらかかるのかわかりません。

高額な費用になると不安です。

業者の人は故障個所を調べて、何が原因かを説明してくれました。

それとともに、直すためにはどういった作業が必要なのか、費用がどれくらいかかるのかを書いた書類も見せてくれました。

作業前にあらかじめ計算をして出したものです。

この書類を意味する言葉です。

「見積書」の使い方

日数や費用などをあらかじめ計算し、それを書いた書類を指して使用する言葉です。

あらかじめ出されるもので、商品を購入する、作業をするなどの後に出されるものではありません。

「請求書」と「見積書」の違い

「請求書」と「見積書」の違い

「請求書」は支払いなどを求めるためのものです。

書かれている金額や物品を支払うなどする必要があります。

「見積書」はあらかじめ計算したものを記した書類です。

作業前や購入前であれば、ここに書かれている費用を支払う必要はありません。

「請求書」の例文

「請求書」の例文

・『請求書が届いた』
・『請求書の内容を確認する』
・『請求書を作成する』
・『請求書は電子化せずに紙にして欲しい』

「見積書」の例文

「見積書」の例文

・『見積書をもらう』
・『見積書の内容に目を通す』
・『見積書の内容に納得できた』
・『見積書を作成する』

まとめ

まとめ

どちらの書類にも金額が書かれることがあり、似たような書類に思うかもしれませんが、一方は支払いなどを求めるもの、もう一方はあらかじめ計算したものを記したもので、それぞれ異なるものです。