この記事では、「製本テープ」と「マスキングテープ」の違いを分かりやすく説明していきます。
「製本テープ」とは?
紙をまとめて本の形にするためのテープで、強力な粘着力を持っており、ガムテープやセロハンテープと異なりテープそのもののに剥離紙がついているケースもあります。
25mm程度からスタートしておりある程度幅があり、長さは自分で切って貼り付けることになっています。
書類に使うこともでき、割印に対応しているものもあります。
再生紙によるものや布によるものがあり、色もそれなりに種類はありますが、柄物は大手メーカーでは販売しておらず、100均などでは柄物の製本テープもあるようです。
100均のものは直線のスタイルで売られています。
「マスキングテープ」とは?
塗装やコーキングの際に塗装箇所以外を汚さない目的で使用される保護用の粘着テープで、リフォームの際の室内の塗装の塗り分けやプラモデルの塗装などにも使われます。
手軽にはがせるというところがマスキングテープに必要とされるところで、下地の塗装が剥がれてしまうものでは役目を果たせないどころか工程がかなり遅れてしまいます。
大きなサイズでは直線的に貼っていけばいいのですが、モデルカーのマスキングであれば窓と窓枠の塗り分けなどがかなり曲線になっており、難易度が高いため、プラモデルメーカーによっては最初から切ってあるマスキングテープ(シート)が付属しているものもあります。
模型、塗装用途以外のマスキングテープの需要は年々伸びており、テープに施された鮮やかなデザインや楽しいデザインが見どころとなっています。
キャラクターもののマスキングテープなどグッズとしての側面も強くなっておりノートの表紙やスケジュール帳を彩ったり、コレクションしたりという用途になっています。
スプレー塗装をすることは前提とはいい難いものと言えますが。
現在のところ名称の区分はされていません。
印刷所のサービスでオリジナルマスキングテープが作れるものもあります。
「製本テープ」と「マスキングテープ」の違い
「製本テープ」と「マスキングテープ」の違いを、分かりやすく解説します。
製本テープは柄はなく、色は選べるものもあります。
布と紙も選べる場合もありますが、基本的に粘着力が強く、文字通り製本ができます。
貼って剥がすことは前提ではありません。
マスキングテープは塗装する箇所としない箇所を区分して塗り分けをする目的で使われるものは柄がなく、黄色がメインで貼って剥がすことが前提です。
柄物のマスキングテープはノートを彩ることがメインの使い方でそれほど剥がすことは前提ではありません。
まとめ
「製本テープ」と「マスキングテープ」は製本テープの変化はないものの、マスキングテープはコレクション用途で非常に広がりが見えています。
一方プラモデルの塗装用に関しては最近曲線用が登場している点がトピックと言えます。