「先天的」と「後天的」の違いとは?分かりやすく解釈

「先天的」と「後天的」の違い専門用語・業界用語

この記事では、「先天的」「後天的」の違いを分かりやすく説明していきます。

「先天的」とは?

「先天的」とは?

先天的とは、せんてんてきという読み方をすべき言葉です。

文字で記されたこの言葉を目にすれば分かる事ですが、生まれる前から身につけているという意味の先天の文字に、そういった性質を持っているといった意味がある的の文字を加える事で成立した言葉となっています。

そのため先天的とは、生まれつきである様といった意味を表すのです。

「先天的」の使い方

先天的は、生まれながらに持っているもの、といった意味を表現する際に使われる言葉となっています。

例えば生まれながらに病気を持っている場合には、先天的な病気、といった形でこの言葉を使用して表現されたりするのです。

他にも両親から受け継いだであろう生まれつきの性格や才能等も、先天的という言葉で表す事が少なくありません。

「後天的」とは?

「後天的」とは?

後天的とは、こうてんてきという読み方をする言葉となっています。

漢字で書かれたこの言葉を見れば理解出来る事ですが、生まれてから後に身につく事といった意味を持っている後天の漢字に、その方面に関わるといった意味を有する的の漢字を組み合わせる事で完成した言葉です。

だからこそ後天的は、生まれた後に身に備わる様という意味を示します。

「後天的」の使い方

後天的とは、生まれた時点では持っていないものの、その後の生き方や環境等により獲得する要素を示す際に用いるべき言葉です。

例えば厳しい練習により磨き続けて身につけた才能等は、後天的という言葉で表現されます。

更に怠惰な生活等が要因でなってしまった病気に関しても、この後天的という言葉を当てはめる事が可能です。

「先天的」と「後天的」の違い

「先天的」と「後天的」の違い

先天的と後天的の文字表記を見比べれば、最初に先と後という漢字の違いを見出す事が出来ます。

所がその後に続く2文字は、どちらも天と的という同じ漢字であるため混同する恐れのある言葉同士と言えるのです。

ただし先天的は、生まれつきの要素を表す言葉となっています。

後天的は逆に、生まれてから後に身に備わる要素を示す言葉です。

「先天的」の例文

「先天的」の例文

・『息子は先天的な病気を抱えて生まれて来ました』

「後天的」の例文

「後天的」の例文

・『彼の病気は長年の暴飲暴食が原因であり、後天的なものと言えます』

まとめ

まとめ

2つの言葉は、どちらも2文字目と3文字目に天と的という同じ文字が使用されています。

ですが最初の文字が先と後という明らかな違いがあるため、表す意味合いにも相違点が見られるのです。

なので意味の違いをきちんと理解しておけば、使い分けの際に迷ったり悩む事はありません。

ちなみに先天的は、生まれた時点で既にその人が持っている要素を表現する言葉として使用されています。

例えば生まれつき持っている病気や、気質等がこれに当たるのです。

対する後天的は、生まれた後に備わって行く要素を示す言葉として用いられています。

例えば生活習慣の拙さが原因でなった病気や、必死に努力して獲得した技術や才能等は後天的という言葉で表現可能です。