「心がける」と「気を付ける」の違いとは?分かりやすく解釈

「心がける」と「気を付ける」の違い言葉・カタカナ語・言語

この「心がける」「気を付ける」という言葉は、似た部分も多いです。

「心がける」とは?

「心がける」とは?

「心がける」とは、常に気にかけておくこと、きちんと覚えておくことという意味になります。

「そのように心がけるよ」と使うと、それについて気にかけておくことにすると言っているのと一緒だと考えていいでしょう。

注意として用いられることも多い表現で、例えば、工事現場で「安全を一番に心がけるように」とよく言われているのは、常に安全にと気にかけておかないと危険な場合も多いからに他なりません。

「気を付ける」とは?

「気を付ける」とは?

「気を付ける」は、「注意する」と言い換えることができます。

「その部分には気を付けて」とした時には、そこに特に注意するようにと表現している使い方になります。

よって、「気を付けないといけない」「注意しないといけない」となり、それ以外の意味には用いない為、特に難しい部分はない言葉だと言っていいでしょう。

「心がける」と「気を付ける」の違い

「心がける」と「気を付ける」の違い

「心がける」は、注意として使うことも多いと書きましたが、それだけでなく、「神への信仰を心がけることから始まる」などと、常に気にかけるという意味で少し広い使い方ができる言葉となっています。

「気を付ける」の方は、先のように注意にだけに使われます。

その為、意味として被ることもありますが、「心がける」「気を付ける」という意味でも使うことができるという関係になっています。

「間違えないように心がける」とすれば、「注意する」と言い換えられる使い方になりますが、「これは、最低でも1時間は行うように心がけている」のように使った時には、そう気にかけながら行っているといった解釈になります。

まとめ

まとめ

このように、「心がける」の方が少し広い意味で使える言葉だと考えてください。

それほど違いがある訳ではありませんが、「気を付ける」は注意の表現としてのみ使うと覚えておけばいいでしょう。