この記事では、「関数」と「メソッド」の違いを分かりやすく説明していきます。
「関数」とは?
「関数(かんすう)」とは、「単独で呼び出して実行できる独立した情報処理の仕組み」を意味しているプログラミング用語です。
「関数」という言葉の定義は、「ある情報・数値を入力した時に、それを処理して結果(戻り値)を返してくれる仕組み」になります。
「関数」という用語は、「C言語などのオブジェクト指向と関係していない、独立性のある情報処理の仕組み(単独で呼び出せる関数)」のことを意味しているのです。
「メソッド」とは?
「メソッド」とは、「クラス内で定義される独立していない関数の定義と処理」を意味しているプログラミング用語です。
「メソッド」という用語は、「オブジェクト指向のプログラムであるJavaなどにおいて使用されるクラス内で定義される関数」を意味しているのです。
「メソッド」は「インスタンス(変数)経由で呼び出しをして実行する非独立的な関数」のことで、特にJavaではクラス内でしか関数定義ができないので、独立の関数は実行できないのです。
「関数」と「メソッド」の違い!
「関数」も「メソッド」も「ある情報(数字)を入力するとそれを処理して結果を返してくれる仕組み」を意味している点では共通していますが、「関数」と「メソッド」は「オブジェクト指向のプログラミング言語との関係性」に違いがあります。
「関数」というのは、「オブジェクト指向とあまり関係していないC言語・PHPなどにおける独立的な関数の定義や処理」を意味しているプログラミング用語です。
それに対して「メソッド」とは、「Javaなどオブジェクト指向のプログラム言語で使用される関数」や「オブジェクトの中にある非独立的な関数の定義・処理」を意味しているプログラミング用語であるという違いを指摘できます。
まとめ
「関数」と「メソッド」の違いを説明しましたが、いかがだったでしょうか?
「関数」とは「独立性があり単独で呼び出して実行できる処理・C言語などオブジェクト指向と関係していない関数の処理」を意味しているプログラミング用語です。
「メソッド」とは、「クラス内で定義される独立していない処理・Javaなどオブジェクト指向言語においてオブジェクトの一部として定義される関数」を意味している違いがあります。
「関数」と「メソッド」の違いを詳しく調べたい時は、この記事をチェックしてみてください。