「自習」と「勉強」の違いを分かりやすく解釈

「自習」と「勉強」の違い言葉・カタカナ語・言語

この記事では、「自習」「勉強」の違いを分かりやすく説明していきます。

「自習」とは?

「自習」の意味と使い方について紹介します。

「自習」の意味

「自習」「じしゅう」と読みます。

意味は「自分1人で勉強すること」になります。

「自習」の使い方

「自習」は、教師や講師から直接指導を受けずに、自分で学習することを言います。

学校で使われる場合、教師や講師が出張で教室に来られなかったり、緊急の呼び出しなどで教室を離れる時に、生徒に対して自分で勉強をさせることを言います。

小学校・中学校の場合は教師がプリントなど課題を準備しておき、一斉にやらせることが多くなりますが、高校以上になると「自習」と言われた場合は何を勉強しても良かったり、図書室など教室を離れて勉強しても良いところもあります。

「勉強」とは?

「勉強」の意味と使い方について紹介します。

「勉強」の意味

「勉強」「べんきょう」と読みます。

意味は「学問や技芸などを学ぶこと」「ものごとに精を出すこと」「経験を積むこと」「商人が商品を値引きして安く売ること」になります。

「勉強」の使い方

「勉強」は、現在では主に「学問や技芸を学ぶこと」という意味で使われ、人から教わっても教わらなくても学習することを言います。

「勉」「つとめる」とも読み、「努力すること」という意味、「強」「つよい」とも読み、「無理にする、しいてする」という意味、「勉強」「気が進まなくても仕方なくすること」という意味です。

また、商人が商品を値下げすることを「勉強」と言うのは、上記の意味よりも古くから使われています。

これは、「利益がなくても値段を下げて売る」=「精一杯努力をする」=「学ぶ姿勢がある」という意味に変化していきました。

「自習」と「勉強」の違い!

「自習」「直接指導を受けずに自分1人で学習すること」です。

「勉強」「学問や技芸などを学ぶこと」です。

まとめ

今回は「自習」「勉強」の違いをお伝えしました。

「自習は1人で学習する」「勉強は人数に関係なく学習する」と覚えておきましょう。