「持ち出し」と「貸出」の違いとは?分かりやすく解釈

「持ち出し」と「貸出」の違い言葉・カタカナ語・言語

この記事では、「持ち出し」「貸出」の違いを分かりやすく説明していきます。

「持ち出し」とは?

「持ち出し」とは?

「持ち出し」の意味と使い方について紹介します。

「持ち出し」の意味

「持ち出し」「もちだし」と読みます。

意味は「ものを持って外に出ること」「予算を超えた費用を自分で負担すること」「洋裁で、打ち合わせの下の重なっている部分」です。

「持ち出し」の使い方

「持ち出し」は名詞で、「持ち出し禁止」として使われ、動詞形は「持ち出す・出した」になります。

「持ち」は動詞「持つ」の連用形で、「手に持つこと」「出し」は動詞「出す」の名詞形で、「持ち出し」「手に持って外に出ること」という意味で使われます。

「持ち出し」という言葉は図書館やオフィスの資料などに使われていて、いつ、誰が借りたという記録を残すここともあれば、黙って持って行ってしまうことも含みます。

また、予算よりも高くついてしまった場合、差額分を自分で負担する時にも「持ち出しになった」と使われます。

「貸出」とは?

「貸出」とは?

「貸出」の意味と使い方について紹介します。

「貸出」の意味

「貸出」「かしだし」と読みます。

意味は「申し込んだ人に物を一時的に使わせる目的で持たせること」「金融機関などが融資すること」です。

「貸出」の使い方

「貸出」は、「ある場所に保管していあるものを、一定期間外で使えるように許可すること」を言います。

「貸出」には登録が必要で、有料のこともあれば無料のこともあります。

最もよく使われるのが図書館で、所蔵の図書又は資料などを、手続きをすれば一定期間自宅に持ちかえることが可能です。

また、社会福祉協会では、車椅子など介護に必要な用品を協会員に「貸し出し」をするというサービスがあります。

「持ち出し」と「貸出」の違い!

「持ち出し」と「貸出」の違い!

「持ち出し」は、「ものを持って外に出ること」です。

「貸出」「物を一時的に外で使える様に許可すること」「予算オーバーして自腹を切ること」です。

まとめ

まとめ

今回は「持ち出し」「貸出」の違いをお伝えしました。

「持ち出しは無許可の場合もあり」「貸出は許可制」と覚えておきましょう。