この記事では、「フィルムカメラ」と「デジカメ」の違いを分かりやすく説明していきます。
「フィルムカメラ」とは?
「フィルムカメラ」とは、「35mmフィルムなどを装填して、レンズに入ってくる光量を絞りで調整して撮影する型のアナログなカメラ」を意味しています。
「フィルムカメラ」は、実際の写真を見るために「現像」という工程が必要になります。
「現像」というのは、フィルムの感光材料を薬品(現像液)で処理して、フィルムに写し取った画像を可視化する作業のことです。
「デジカメ」とは?
「デジカメ」とは、「センサー(撮像素子)に外部の対象・風景などを写し込んで、デジタルデータとして記録できる型のカメラ」を意味しています。
「デジカメ」はフィルムがないので現像工程は不要であり、その場ですぐにファインダー(画面)を通して「画像(印刷前の写真)」を確認することができます。
ただし「紙の写真」にするためには、「デジカメ」でもカラープリンターで出力する必要があります。
「デジカメ」には、「デジタル一眼レフカメラ・ミラーレス一眼カメラ・コンパクトデジカメ・スマホ搭載のデジカメ」などの種類があります。
「フィルムカメラ」と「デジカメ」の違い!
「フィルムカメラ」も「デジカメ」も「写真を撮影するためのカメラ」を意味している点では同じですが、「フィルムカメラ」は「デジカメ」が登場する前からあるアナログなカメラという違いがあります。
「フィルムカメラ」は「物理的なフィルムを装填して、レンズに入ってくる光量を絞りで調節しながら撮影するタイプのアナログなカメラ」ですが、「デジカメ」は「物理的なフィルムは存在せず、撮像素子のセンサーを使ってデジタルデータとしての画像を撮影・保存するタイプのデジタルなカメラ(スマホのカメラも典型的なデジカメ)」という違いを指摘できます。
「フィルムカメラ」は「フィルムの化学処理を行う現像」をしないと写真を見ることができませんが、「デジカメ」は「その場ですぐにファインダーやディスプレイで画像(印刷すれば写真)を確認できる」という違いもあります。
まとめ
「フィルムカメラ」と「デジカメ」の意味の違いを説明しましたが、いかがだったでしょうか?
「フィルムカメラ」とは「フィルムを装填してレンズから光を取り込んで撮影する型のアナログなカメラ・写真を見るために現像が必要なカメラ」を意味していますが、「デジカメ」は「センサー(撮像素子)に外部の被写体を写し込んでデジタルデータとして記録する型のカメラ・その場ですぐに画像(印刷前の写真)を確認できるカメラ」を意味しています。
「フィルムカメラ」と「デジカメ」の違いを詳しく調べたい時は、この記事をチェックしてみてください。