この記事では、「ファビョる」と「フジコる」の違いを分かりやすく説明していきます。
「ファビョる」とは?
「ファビョる」とは、「顔を真っ赤にして怒り狂うこと」を意味するネットスラングです。
元々は韓国特有の「火病(ファビョン)」と関連して、「韓国人が逆ギレして顔を真っ赤にして怒るさま」を意味していました。
「ファビョる」を漢字表記すると「火病る」になりますが、「火病」とは「怒りの感情を溜め込むことで、激怒発作・抑うつ・発熱・呼吸困難などが起こる韓国の文化依存症候群・精神疾患」のことです。
「フジコる」とは?
「フジコる」とは、「文字で表現することが難しいような内容・感情」や「まともに言葉を話せなくなるほどのパニック状態(混乱状態)に陥ること」を意味するネットスラングです。
「フジコる」の語源は、5ちゃんやSNSなどで使われていた「くぁwせdrftgyふじこlp;」の表記にあり、「言葉にすることができない混乱・興奮・ショック」などを示していました。
この表記から「ふじこ」が抜き取られて「フジコる」というネットスラングが生まれ、「言葉で表現することが困難な内容」や「言葉をまともに話せないほどのパニック状態」を意味するようになりました。
「ファビョる」と「フジコる」の違い!
「ファビョる」も「フジコる」も「冷静さに欠けている言動・意味がはっきりとしない言葉」を意味している点では共通していますが、「ファビョる」というネットスラングは「主に逆ギレで顔を真っ赤にして怒ること」を意味していて、「フジコる」は「(怒りに限定されない)何を言っているのか分からない混乱状態」を意味しているという違いがあります。
「ファビョる」という言葉は、韓国特有の文化依存症候群(韓国に多い精神疾患)で激怒発作・うつが起こる「火病(ファビョン)」に由来していますが、「フジコる」にはそういった民族と関連した精神疾患の由来などはありません。
「ファビョる」は「逆ギレの怒りの表現」に意味の重点がありますが、「フジコる」は「文字にすることが難しい内容・パニック」に意味の重点がある違いを指摘できます。
まとめ
「ファビョる」と「フジコる」の意味の違いを説明しましたが、いかがだったでしょうか?
「ファビョる」というネットスラングは「(図星を突かれて)顔を真っ赤にして怒ること」を意味していて、「フジコる」のネットスラングは「文字で表現することが難しい内容や気持ち・パニック状態」を意味しているという違いがあります。
「ファビョる」と「フジコる」の違いを詳しく知りたい時は、この記事をチェックしてみてください。