この記事では、「ウィンザー効果」と「ステマ」の違いを分かりやすく説明していきます。
「ウィンザー効果」とは?
「ウィンザー効果」とは、直接言われるのではなく、第三者から聞かされた方が信ぴょう性、信頼性が増す心理効果のことを言います。
つまりある商品を作っている人、セールスマンから「この商品は良いのでおすすめです」言われますと売ろうとしていいことを言っていると疑いの気持ちがあるものの、まったく関係ない人が「これ、使ったらすごく良かった」と言えば、じゃあ自分も使ってみようかという気持ちになることを言い表しているのです。
お客様の声、口コミといったものも「ウィンザー効果」を狙っていると言ってもいいでしょう。
「ステマ」とは?
「ステマ」とは「ステルスマーケティング」の略です。
これは、一見宣伝とはわからないように見せかけての宣伝という意味になります。
「ステマ」はあまりいい印象を持たれない宣伝、販促方法と言えます。
よくある手法が、販売側とは無縁を装った第三者に宣伝してもらうというやり方です。
簡単に言えば「やらせ」といったことになりますので、発覚した際はバッシングに発展することもあります。
「ウィンザー効果」と「ステマ」の違い!
「ウィンザー効果」と「ステマ」の違いを、分かりやすく解説します。
どちらも「第三者」が関わることは共通していますが、言葉の意味自体が違いますので、しっかり使い分ける必要があります。
まず「ウィンザー効果」ですが、これは「直接言うよりも第三者に言われる方が信頼性が増す効果」という意味になります。
この効果を宣伝、販促に使うことはありますが、元々は心理学用語の一つです。
一方の「ステマ」ですが、これは「ステルスマーケティング」の略で、簡単に言うならば「隠れて販促」といったものです。
販売側とは無関係の第三者に好評を伝えてもらうといった方法そのものが消費者を騙しているという印象になりますので基本的に「ステマ」は嫌われやすい傾向にあります。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
「ウィンザー効果」と「ステマ」、二つの言葉の意味と違いを説明しました。
言葉の意味を正しく理解して使い分けてください。