この記事では、「自撮り棒」と「セルカ棒」の違いを分かりやすく説明していきます。
「自撮り棒」とは?
「自撮り棒」は、スマートフォンに装着して写真撮影を行う機材の総称で、日本で使用されているスマートフォン用の自分撮り用撮影機材の総称です。
総称であるため、海外では異なる呼び名があり、英語圏では、セルフィースティックと呼び、韓国では、自分撮り用のカメラをセルフカメラと呼ぶことから「セルカ棒」と呼びます。
「セルカ棒」とは?
「セルカ棒」は韓国で言う自分撮り用のスマートフォン用の撮影機材です。
勧告では自分を撮影する行為をセルカと呼び、「セルカ棒」はまさに自分を撮影するためのスマートフォン用撮影機材になります。
なお、この商標は他国よりも遅れて取得したため、「セルカ棒」は各国に遅れる形で、自撮り専用の撮影機材として登録されました。
「自撮り棒」と「セルカ棒」の違い
「自撮り棒」と「セルカ棒」の違いは、スマートフォン用の撮影機材の総称が違い、これは国ごとに異なり、「自撮り棒」は日本での撮影機材の総称で、「セルカ棒」は韓国での総称です。
「自撮り棒」の例文
・『自撮り棒による撮影は迷惑行為である』
この例は、自撮り棒という撮影機材を用いての撮影は迷惑行為でしかないという例になります。
なぜなら、スマホを棒で固定して使用するということは、言ってしまえばスマホを振り回す行為に繋がり、ハンマーのように扱っているかのごとく振り回せば周囲の人物が怪我をする恐れがあるためです。
その為、現在では、「自撮りレンズ」なる物が発売されています。
「セルカ棒」の例文
・『セルカ棒は韓国名の自撮り棒』
この例は、「セルカ棒」と「自撮り棒」は同じであることを述べています。
というのも、自撮りに使用する撮影機材は各国で開発及び販売されており、元々は日本が開発した撮影機材でした。
しかし当時はカメラが高給であり棒きれにカメラを固定することを拒んだが故、スマートフォンの登場で再度ブームになり、日本が生んだ「自撮り棒」を各国で作り販売しているのにすぎないため、この例で言う、「セルカ棒」は韓国での商標を取った商品の一つでしかないです。
まとめ
実は、「自撮り棒」自体は11920年代に既に存在しており、それをわざわざカメラ用に再調整したのが実は日本だっただけです。
そこから、スマートフォンの普及で、軽量化されたカメラの登場により、再度日の目を見たのが日本が開発した「自撮り棒」でその後各国が必死になり商標を取って「自撮り棒を自国で生産しました。
その為、「セルカ棒」は韓国で使用されている日本で言う「自撮り棒」のことを意味し、英語では「自撮り棒」のことをセルフィースティックと呼び商標登録をしています。
よってこれらの呼び名は商標登録された際の名前が異なるだけで、商標を取り発売した当時には役立たずの商品だったのですが、カメラが小型化し、高性能化すると途端に失効した商標を再取得してまで再度製造したのがこの2者の製品です。